ゴルフをやらない人でも、タイガーウッズは知っているでしょう。
タイガーも私生活でいろいろありましたが、あのマスターズでも優勝して復活しました。
それもこれも、過酷な練習をした賜物でしょう。
ゴルフファンとしては「やっぱりタイガーが優勝争いの上位にいなきゃおもしろくない!」ですもんね。
さて、タイガーウッズは誰しも認める(元?)世界一のゴルファーです。
- あの均整のとれた肉体と、
- よどみなく、そして力強く振るスイングスピード。
- 狙ったところに、ピンポイントで打てる技術。
どれをとっても、すばらしいですね。
しかし、それらを可能にしているある理由を知っていますか?
ゴルフのテレビ中継のときに、ある解説者がいっていました。
「タイガーは○○の能力が最も優れているから、狙ったところに打てる」と・・・
もちろん、すべてがかみあって初めて素晴らしいショットが生まれるのですが、「○○は、我々一般ゴルファーも真似ができる」ことです。
ぜひ真似したいですね。
では、その○○とは・・・
ゴルフのアドレスでは平行が大事
- 「タイガー・ウッズは、ターゲットに対して、体のラインすべてを平行にすることができる」
この能力が最高に長けているのです。
「なーんだ、そんな簡単なことか~」とあなたが思うなら大間違い!
これは大変難しいことなのです。
そしてもう一つ素晴らしい能力は
- 「ターゲットラインに対して、正確にフェース面を直角に合わせることができる」ことです。
写真内の赤丸がターゲット、ねらい目、打ちたいところですね。
矢印①がターゲットライン。つまり、打ちたい方向です。
そのターゲットライン①に対して、
- 両足のかかとを結んだ線②、(つま先じゃないです)
- 両腰骨の線③、
- 両肩を結んだ線④
これらすべてを、平行にすることが、世界一うまい選手なのです。
平行ですよ。水平じゃないですよ。
水平は、地面に対して平行のことですからね。
これは一般ゴルファーが結構、勘違いしているところだと思います。
(地面に対しての話は、「ゴルフで肩は水平にならない!|ゴルフ上達のカギはKの字」を参照ください^^)
あくまでターゲットラインに対して、平行です。
もちろん、フェース面⑤をターゲットライン①に直角に合わせるのも、完璧にできるのです。
でも、このフェース面を合わせるのも、アマチュアゴルファーには至難の業なのです。
「えー?でも、僕は簡単にできるよ~」
そういうあなたは、すばらしいです\(^^)/
では、ちょっとあなたの能力を試してみますね。
ご自宅にある手鏡を、ある方向に正確に向けてみましょう。
当然、あなたは手鏡を体の前に持ってきて、手鏡の後ろから両目で方向を確認して合わせるはずです。
では、今度は真横を向いて、手鏡をフェース面に見立てて、ターゲットに向けてみるのはいかがでしょうか。
つまり、体はゴルフの構えのようにして、手鏡がゴルフクラブのフェース面と思って構えるということです^^/
どうですか?あなたは鏡の中を見ることができません。
だから、どこを鏡が向いているかは確認が難しいのです。
ゴルフが難しい理由
ゴルフは横を向いて打ちます。
右打ちの人なら自分の左側にボールを飛ばすスポーツです。
野球やテニスも同じようにお思いでしょうが、動いてくるボールに対して行うスポーツのため、多少体が開いた状態、つまり打ちたい方向に正対しながら打ちます。
また、そうしないと飛んでくるボールに差し込まれて(負けてしまって)、打てないんですね。
しかし、ゴルフは「止まっている自分の目の前にあるボールが相手」ですので、完全に真横を向きます。
その状態でボールを打つのです。
それでいながら、ボールは真左に飛ばさなくてはいけない。
日常では、やらないことをします。
「ターゲットラインに平行にするなんて簡単じゃん!」とあなたが思っておられるなら・・・
ぜひ、次の「1分で世界一のタイガーウッズと同じになれるコツ|パターン編」を読んでみてください。
もしかしたら、あなたは2パターンのどちらかの罠に陥っているかもしれません・・・