「ゴルフがうまくいかないと、私ってすぐめげてしまうの(グスン)」
あなたは「自分は心が弱い」なんて思って、悩んでいませんか?
宮里藍選手も実践していた精神鍛練法!
さあ、あなたにも体感?習得してもらいましょう\(^^)/
宮里藍選手の考え方を変えた54ビジョン
写真は現役を引退されましたが、我らが宮里藍プロです^^/
藍ちゃん、現役を引退されましたがこれからも日本のゴルフ界を盛り上げてくださいねm(_ _)m
さて、宮里藍選手の最大の武器だったのは実は「精神力」です!!
ゴルフコースは18ホールあります。
つまり、「4打でこのホールを終われるようにしましょう」ということです。
「ゴルフエッグさん。そんなに簡単にいうけど、4打で打ち終わる(パーであがる)のは、たやすくないですよ~」
知っていますとも・・・^^
その上、それが、18ホールすべて回って、トータル72打(パープレー)で打ち終わるのは至難の業ですよね^^;
「そうですよ~ アマチュアゴルファーにとっては、「パープレー(72打)で回ることが一つの夢・目標ですもん」
そうですね。
でも、プロゴルファーは、パープレーではゴルフで飯を食っていけません。
プロは「バーディーを取って、なんぼの世界」です。
*バーディー:規定打数マイナス1のこと。
1ホールの規定打数が4(パー4)ならば、そのホールを3打で終えること。
女子プロゴルファーの宮里藍プロは
- 「全ホール、バーディーを取る」
ことを目指して世界で戦っていました。
つまり、規定打数72-18=54打(18アンダーともいう)が彼女の目標スコアだったのです。
「なんて無謀な、藍ちゃんはそんなこと思ってゴルフをやっていたの?」
そうです。
誰でも、無謀だと思えるようなスコアを目指して、戦っていたのです\(^^)/
この無謀な考え方を「54ビジョン」といいます。
54ビジョン
宮里藍選手は、この54ビジョンを「ある人」を見て、まねようと決めました。
引退するまでは、ほぼ負けなし!
アメリカの女子プロゴルフの大会で72勝もしています。
もちろん、世界No.1女子ゴルファーでした\(^^)/
あまりの強さのため「男子プロゴルファーの大会にも出場した」ことがあります。
結果は、予選落ちでしたが、当時タイガーウッズも「すばらしい挑戦だ」と褒めたたえていました。
そんなアニカ・ソレンスタムを育てたのが、ピアニールソンという方です。
54ビジョンの考え
「54ビジョン」のすばらしいところは、簡単にいうと「楽観主義!」
良いショットをしたら喜んで、悪いショットをしたら素知らぬ顔ですぐ忘れる。
つまり、「気持ちを切り替えて、いつもよいイメージを持ち続ける」ということです。
ゴルフエッグもそうですが、あなたも自分のショットに一喜一憂しすぎませんか?
ちょっとでも悪いショットをしたら「また失敗するんじゃないかな」などマイナスイメージを描くようになり、自分で自分に無駄なプレッシャーを与えてしまいます。
ピアニールソンは言っています。
- 「決断し、集中し、スイングする、それだけのこと」
つまり、迷うなんて愚の骨頂ということです。
「だったら、良いショットをした後はどう考えるの?」
ごもっともな質問ですね^^
宮里藍プロは「54ビジョン」を習得する前は、
- 「バーディーが3連続できた。やったー。」
- 「でも、こんないいことはそんなに続くものじゃない。」
- 「次のホールはやばいかも…」
つまり、うまくいっているのに
- 「自分で自分にブレーキをかけてしまう」
という自分の気持ち・考え方に気が付いていました。
このようなうまくいっているのに、わざわざネガティブになる気持ちをあなたも感じた時はありませんか?
- 幸せの後には、不幸が訪れる。
- 世の中そんなに甘くはないぞ。
それが一般的な考え方。
しかし、宮里藍選手はアニカ・ソレンスタムと一緒にゴルフをしたとき感じたそうです。
- 「アニカは、バーディーを取ったら次もバーディー、その次も、ずっとバーディーを取ろうとする」
- 「すごい前向きな考え方をする」
- 「自分はうまくいっているときにさえ、マイナスのイメージを持ちやすい」
- 「なんて、無駄な、もったいない、バカな考え方をしていたのか」 と・・・
このアニカの姿勢を学びたいと思った宮里藍プロは、ピア・ニールソンの指導を受けることにしました\(^^)/
そして、
- 「自分でブレーキをかけることなんかしない。どんどん行く。」
- 「すべてバーディーを取りに行く」
- 「今バーディーを取ったなら、次もバーディーが取れる」
というように、究極のポジティブシンキングを手に入れたのです。
- よけいなことは考えない。今やるべきことは、このショットを正確に打つことだけ。
- 誰が相手でも関係ない。相手のことはコントロールできないのだから。
- 自分は、自分のできることをただやるだけ。それが唯一、コントロールできることだから…
このような考え方を手に入れて、宮里藍選手はアメリカツアーを戦っていたのです。
よく写真の引用に使わせてもらっている
「さすがに一人の時は笑わないですけど、例えばショットを打って左に行ったとしても、『あ、左に行ったな』くらい。
ゴルフは曲がるスポーツなので、広く受け止めるようにしています」
が宮里藍選手のコメントでした^^
- 「普段の練習から、(ポジティブに考えることを)やっていますから」
というのが藍ちゃんのリアクション練習とのこと。
我々だと、「ミスの照れ隠し」として笑いますが、彼女は違います!!
「ミスはミス。それを引きずってもしょうがない。次行こう!」ですね。
ゴルフエッグも見習いたいです m(_ _)m
ちなみに、
「よく対戦相手のことを研究するっていうけど、僕(イチロー)はしない。」
という話を、プロ野球アメリカメジャーリーガーのイチロー選手と松井秀樹元選手も対談のときにも聞いたことがあります。
(NHKの番組だったと思うのですが・・・)
「ゴルフと野球」 活躍する世界は違えども、考え方は一緒ですね。
我々も、超一流の考え方を手に入れて、ゴルフ上達の道を進んでいきましょう^^
だって、考え方ならタダで手に入りますから、ウッシッシッシ~
「ゴルフエッグさん、それがダメだっちゅうの(戒)」
失礼しました m(_ _)m
追伸:ピアニールソンのすごさ
ピアニールソンが「54ビジョン」をゴルフの指導者の集まり(学会?のようなところ)で発表したときのことです。
周りのゴルフ界の大御所たちの反応は・・・
- 「なんて無謀な」
- 「馬鹿じゃないの」
- 「できるわけないじゃん」
だったそうです。
しかし、ピアニールソンはその反応をみて・・・
- 「やった~これで成功できる」
と思ったそうです。
(なんて無謀な・・・失礼。なんてポジティブシンキングなニールソンでしょう^^;)
つまり・・・
- 「誰もできないと思っているから、やったら一番になれる。」
- 「成功は約束されたも同然」
- 「だって、バーディーを取ることはできるんだもん。それを18ホールすべてでやるだけですから、できますよ」
ですって。
もう、ピアニールソン自身がポジティブシンキングなんですね。
ゴルフエッグもその考え、身につけたいです m(_ _)m
あなたはいかがですか^^