ゴルフ場は芝生がきれい!だから、あなたはゴルフが好きなのかも?

ならば、の勉強もちょっとはしておきましょう。

芝の勉強することであなたは

  • ゴルフ場に愛着がわく
  • ゴルフ場を大切にする
  • 紳士的な真のゴルファーになる
  • もっとゴルフが好きになる

さあ、「ゴルフ心の上達レッスン」の始まりです。

ゴルフ場の芝

芝は大きく分けると日本芝と洋芝に大別されます。

日本芝

日本芝は3種類!

  1. 野芝
  2. 高麗芝(コウライシバ)
  3. 姫高麗(ヒメコウライ)

1.野芝
野芝はその名のごとく、野に生えている(自生している)芝。
芝の葉が広めです。
2.高麗芝
高麗芝は、ホームセンターなどによくある芝です。
あなたの庭に芝を植えるなら、高麗芝ですね。

野芝に比べて、高麗芝の葉は細めです。
ゴルフ場の多くは、この高麗芝がメインの芝となっています。
メインの芝とは、フェアウエーで使われているという意味です。

* フェアウェー:ゴルフコースの真ん中のライン、メインストリート、花道ともいえるでしょうか。

3.姫高麗
姫高麗は、高麗芝よりもう少し上品?な感じの芝ですね^^

洋芝

洋芝は、日本芝に比べて葉が柔らかく、ねちょっとした感じがするものが多いです。
そのためゴルフ場のグリーン周りの芝として使われている場合が多くあります。

そして、グリーンの芝の代表格と言えば、ベント芝ですね。

 


(引用:芝生生活

日本芝と洋芝の違い

日本芝と洋芝の大きな違いは・・・

日本芝は、

  • 暑さに強く夏によく成長する。
  • そのかわり、冬は枯れて茶色になる。
  • 葉っぱは堅めで、
  • ホフク茎という茎が伸びていって増殖。

では、洋芝は・・・

  • 種で増えます。
  • 葉っぱは柔らかいです。
    ゴルフ場のグリーンを触ると「ねちゃ」とした感じを受けると思います。
  • また暑さは苦手で、
  • 夏にやられやすいです。
    夏、芝がやられて「ゴルフ場閉鎖」ということもあるんです
  • その代わり、冬でも青々(緑緑)としています。

 

多くのゴルフ場は、

  • フェアウエー、ラフは高麗芝や野芝
  • グリーンはベント芝

と、芝を使い分けています。

だから、冬のゴルフ場は、全体が茶色なのに、グリーンだけが青々としていたりするのです。

 

 

 

日本芝だけでグランドを作ると冬は一面茶色になります。
昔のサッカー場は、お正月の全国大会などは写真のようだったのを知っていますか?

 


海外の洋芝出身のサッカー選手は、「サッカーは緑の芝の上でする」のが当たり前。

そのため、冬にサッカーの試合を日本にしにくると・・・

「ところで今日のサッカーの試合はどこでするの?」と馬鹿にしたりしていたそうです(;^_^A

でも、今はJリーグもあるので日本でも洋芝(ティフトンやバミューダ―グラスなど)になって、年中緑色のきれいな芝となっています。
洋芝が普及したおかげですね。

「それなら、サッカー場では日本芝は使われなくなったの?」

いえいえ、多くのグランドでは、日本芝のところに洋芝の種をまいたりしています。

「オーバーシーディング」という芝管理法で、

  • 夏は日本芝に頑張ってもらって
  • 冬は、洋芝の美しさにほれぼれする。

という戦法をとっています。

もちろん、ゴルフ場でもこのような管理方法を採用し、ゴルファーの目を楽しませる工夫もしてくれています。

ありがたいです m(_ _)m

「なるほど、ゴルフエッグは芝の先生なのかな?」

いえいえ、ゴルフバカのゴルフエッグは

「我が家にもゴルフ場をつくろー!!」と頑張った時があります。

「家にゴルフ場?」

ちょっと大げさでしたね。

  • 猫の額ほどのわが庭に、
  • 高麗芝を張ってフェアウェー
  • ベント芝で、ガラスのグリーンだ!

と意気込んだ時期があるのです。

「ガラスのグリーン」という言い方は、つるつるよく転がる芝のことです。

上の写真は、あの松山英樹プロが日本人初のメジャー大会を制した世界4大ゴルフ大会のひとつのオーガスタ―ナショナルゴルフクラブです。

「ガラスのグリーン」はこのオーガスタのグリーンのことを表す言葉として有名ですね。
(「よく転がって、難しいグリーン」ということ^^;)

オーガスタのことをもっと知りたい方は、Paron.さんの「伝説30」の記事がおススメ。

絶対ゴルフが、今以上に好きになりますよ^^

と、オーガスタ―に憧れて、ゴルフエッグも芝作りに一生懸命になり

  • 施肥(しひ、肥料をやること)したり
  • 水撒きも朝夕2回はかかさずに
  • ローラーをかけて(芝・土を固めて)、
  • エアレーション(芝に穴を空けること)して、
  • ミリ単位で芝をカットしたりと、

もうゴルフをやっている暇なんかありません・・・(あれ??)

また、「冬でも緑を楽しみたい!!」となれば、オーバーシーディングにも挑戦しました。

結果は、大失敗でした^^;

でも、時がたつにつれ・・・ゴルフエッグの芝熱も冬の季節を迎え、枯れていきました。

 

今は、たまーーに20mm(2㎝)に高麗芝をカットして、

「おおーきれいに刈れたぜ!!ジュウタンみたいだろ?」

と自己満足してごまかしています。

ちなみに20mmカットは「雑草が生えにくく、それなりにきれいに見える芝の長さ」です^^;

ちなみに、サッカー場やゴルフ場で、写真のように線が入っているのを見たことがありますか?


「そういや、きれいだな~くらいにしか思っていなかったけど、なんで線が入っているんだ?」

あれは、芝を刈る向きで線がつくように見えるのです。

  • 黒く(濃く)見えところが、奥から手前に刈ったところです。
  • 白く(薄く)見えるのは、手前から刈っていったのです。

つまり、芝の葉っぱの倒れ具合で光の反射が変わるため、濃く見えたり薄く見えたりしているんです。

 

これは、ゴルフのグリーン上で芝を読む

つまり、ボールの転がりを読む、ライン読みのときに役に立つ知識です。

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  • 芝生の色が濃く見えたら・・・あなたの方に芝が倒れている=「逆目」ということです。

ならば、ちょっと強めに打たないといけません。

だって、芝にボールの転がりが負けますからね・・・

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  • 薄く見えれば、その逆の「順目」です。

順目で、下り傾斜なら、フェザータッチ(羽毛をさわるように)でOKかも???

目土をしてあなたも芝管理者

このように芝といってもいろいろあります。

ましてや、あの広大なゴルフ場全体を管理するなんてすごく大変なのです。

 

ゴルフエッグは、学生時代にキャディーのバイトをして、バイトが終わると「自分でゴルフバックを担いでゴルフ場を回っていいよ」といわれ練習させてもらいました。
(プロフィール参照)学生が自分でゴルフ場を回るときは、いつも砂袋を持っていきます。

目土袋といい、芝を削った後の穴(デポット)に砂を入れるためのものです。

アイアンを打った後などのデポットができます。

日本芝は、削られた芝(ターフ、タフ)は粉々になります。

しかし、洋芝はクラブで芝を削るとゾウリのようなターフが取れます。

 

洋芝はそれを戻してあげればいいです。

でも、日本芝はターフがばらばらになる場合が多いため、戻すに戻せない時があります。

そこで、目土です!
これが目土をした状態です。

日本芝は、ほふく茎で増えますので周りの芝が、その目土のところに茎を伸ばしていきます。

 

そして、目土の場所からまた芝が出てくる、という寸法です。

しかし、残念なことですが、このような知識がないと、ゴルフ場で・・・

「なんでこんなところに砂山がある?」

「この袋に入った砂、どうするの?」という会話も聞かれます。

「おれは知っていたぜ!」というあなたはえらいです。

でも、ご自身で目土をなさいますか?

「それはキャディーさんの仕事だから・・・」

なんて言わないでくださいね。

ゴルフを愛するなら、「ゴルフ場も、芝も愛しましょう」

そして、ゴルファーはあの緑色一面の芝生に癒されていることを忘れないようにしましょう。

 

その芝を、我々ゴルファーは削りながらボールを打っているのです。

ならば、せめてその後、「ありがとう」の気持ちで目土をそっとしておきましょう。

それは芝だけのためではないです。
あとからくるゴルファーのボールがこのようにデポットに入ったりしないためでもあります。

だって、自分のボールがデポットあとに入っていたら

「こんちゅくしょう!!」となるでしょ(o^―^o)ニコ

芝と目土のお話のまとめ

目土をするといい気分になります。

  • 「俺って大人!」
  • 「わたしって芝にもやさしい」
  • 紳士的って、こうゆうこともだよね」

と、めちゃ自己満足にひたりましょう^^

(「紳士のスポーツ!ラウンド中は「自己責任」精神鍛えてゴルフ上達」参照)

大人のゴルファーは、

「子供ゴルファーの手本でなければいけない」

と思う今日この頃でした。

 

より素敵なラウンドにするための「ゴルフ 心の上達! 紳士的にラウンドする方法」でした m(_ _)m





ラウンド時の必要なものを小さく詰めて快適ゴルフ

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