ゴルフのミスの8割はトップに! オーバースイングシリーズ3
「ゴルフミスの8割はトップに2!こんなに怖いオーバースイング編」の追加記事!
ゴルフエッグが「ゴルフがなかなか上達しない理由」をご説明いたします(^▽^)/
「のけぞっている」について
もしかしたら、多くの方が
- 「自分の、のけぞりに気づかずゴルフスイングをしているかもしれない!」
と思い、追加記事を書きます。
パラパラ写真の元動画は、これ↓ですが、あなたは「のけぞり」に気づきますか?
「うーん 動画を見てものけぞりなんて全然わからない~」
「動画見ましたけどのけぞってるのですか???うーーーん、私には分からんかった」
「ゴルフエッグさんは、目が悪いんじゃない~?」
「のけぞる」という言葉は、正確にいうと
「バックスイング時に、右股関節に作ったくびれがほどけること」です。
「ねー、よけい面倒になったわよ~分からないわよ~」
ですよね^^; そこで、簡単な言葉で
- 「体がのけぞる」
- 「腰が伸びる」
- 「体のオーバースイング」
などという表現をしています^^
そのため、あなたは腰のところばかりを見て、判断していると思います。
もちろん、それで正解ですが、分かりにくければ、顔の向きに注目してくださいm(_ _)m
①②と顔の向きは変っていませんが、③で右(カメラ側)に動きますよね。
この顔の向きが、クルッと変わるところが「のけぞっているところ」です。
よくゴルフで言われる「頭を動かすな!」という理論ではありませんよ^^
- 腕をこれ以上、後ろに動かすと、
- 体がついていかない(捻転差を維持できない)という限界点
が、うさぎさんの場合は、②あたりだということです。
そのため、限界を超えた③では、体をのけぞらないと腕を後ろへ回せなくなっています。
あなたも、ご自身の限界点をトップオブスイングの位置にするのがベストです^^
この限界点を越えると、
- 安定したダウンスイングができなくなり、
- インパクトも不安定になります。
- 結果、良いショットも生まれにくくなります。
ちなみに、切り返し後の④のダウンスイングも
①②と同じ顔の向き(青丸)に戻っているのはお分かりでしょうか?
ちょっと4枚を並べてみますね^^
つまり、赤丸の③だけ顔の向きが違っているのです。
また、右肘も③だけ外側に向いていますよね。
つまり、脇が開いたフライングエルボーとなっています。
(フライングエルボーは「ウェーターのアルバイトでスライス直す?ゴルフ上達秘密の近道!」参照)
これも、オーバースイングになる原因。
そして、のけぞりが起こる原因にもなっていますね^^
まあ、今回はとくに顔の向きに注目してください!!
①~④まで同じ顔の向き(青丸)を保てていれば、「のけぞっていない」ことになりますm(_ _)m
ぜひ、いろいろなプロゴルファーのスイングも観察してみてください。
絶対にこの限界点は超えません。
「えーー横峯プロなんか、すごく腕を回すでしょ。限界点越え越えでしょ!」
そうですね。
クラブは超オーバースイングにはなっていますが、やっぱり「のけぞっていない。体のオーバースイングにはなっていない。」ですね。
下の動画を、顔の向きに注意してご覧ください。
手が右肩から上にあがっている間、ずっと顔の向きや頭は動いていないのがお判りでしょう。
横峯プロは、アドレスから若干左耳が見えるように顔をあらかじめ右に回しています。
はじめに顔(アゴ)を回しておく動きをチン(アゴ)バックといいます。
あのゴルフの帝王、ジャックニクラウスがやっていた動きです。
ジャックニクラウスは、このチンバックをバックスイングのきっかけにして、クラブを始動させているのです。
イップス治療にも良い方法ですよ^^(「イップス」記事参照)
横峯プロもジャックニクラウスもチンバックさせた顔の向き(横峯プロの左耳の見え方)が
うさぎさんの①②③に当たるバックスイング中ずっと変りません。
そして、うさぎさんの④に当たる切り返し後も変わっていないのです!
一般ゴルファーは、うさぎさんの③の部分、
つまり、限界を超えたトップオブスイングのときだけ、顔の向きが変ります。
それが、「体のオーバースイング」「のけぞり」が起こる瞬間なのです!!
横峯プロをはじめ、プロゴルファーは絶対のけぞっていません。
「じゃあ、どうやると横峰プロのようにクラブはオーバースイングをしても、体のオーバースイングにならないの?」
オーバースイングでも「体のオーバースイングにならない」方法
②の手の位置よりも、
- もっと手を後ろに回したい
- もっと大きなトップオブスイングを作りたい
と思うなら・・・
手(腕)は、③のように後ろ(背中の方)に回すのではなく、頭の上の方に動かしましょう。
そうすれば、
- 顔の向き(体の捻転)はそのままを維持できて(のけぞらないで)
- 手(腕)だけ高く上がり
- 深い(高い、大きい)トップオブスイング
を作ることができます\(^^)/
そうすると、③でも、①②④と同じ顔の向きをキープができると思います。
つまり、腕を③の位置まで回してもいい。オーバースイングをしてもいいのです。
体さえオーバースイングして(のけぞって)いなければ・・・
福嶋晃子プロの試合後のインタビューなどを見る機会があれば、ぜひ、左の袖口を見てみてください。
顔のファンデーションがばっちりついています。
なぜかは、女性の方はおわかりでしょう。
かなり、顔を左袖口で覆う感じになるのです。
それは、腕を高く上げたトップオブスイングだからです。
(写真参照)
でも、体はもちろんのけぞらずに「体のオーバースイング」にはなっていませんね。
「それなら、とにかく腕を高く上げるといいのね?」
はい、体のオーバースイングを防ぐのならば、高く手を上げるやり方もいいでしょう。
でも、今度はスイングプレーンに変化が起こります。
ちなみに、「スイングプレーン」とは・・・
ベン・ホーガンの「モダンゴルフ」という本の中で紹介されたのが有名です。
(写真引用:「モダンゴルフ」)
福嶋プロのパラパラスイングを作ってみました^^
トップオブスイングの位置が青の位置からオレンジの位置に大きく変わるのですから、
切り返し・ダウンスイングも今までとは違う感覚が求められます。
ですから、手を高く上げるだけで、あなたのスイングが良くなるとは言い難いです^^;
「腕を高く上げるのもだめ」
「じゃあ、どうすればいいっていうのよ~(怒)」
それでは、「なぜのけぞるのか」その理由をいっしょに探してみませんか?
「なんだ、よかった。まだまだ続くのね^^」
はい、では次回は「なんでのけぞるゴルフの不思議!」
と題して記事書きたいと思います^^/
オーバースイングも奥が深いですね。
とても勉強になりました。
せいぼんさん
コメントありがとうございます\(^^)/
そうですね。
ゴルフはいろんなところに深みがありますので、
気をつけないとすぐに溺れてしまいます^^;
せいぼんさんもくれぐれもお気をつけて^^/
はじめまして。失礼致します。高1のゴルファーです。このサイトのスイングの写真が顔の向き等のちがいなどとても良くわかりやすかったので学校の論文に使わせて頂きたいのですが承諾をいただけませんでしょうか。もちろんきちんと参考文献にアドレスをのせておきます。どうでしょうか?ご検討の方お願いいたします。
ありさん
こんにちは、ゴルフエッグです。
ありさんに気に入っていただけて光栄です^^
はい、バシバシ引用してください。
で、逆にお願いがあります。
論文ができあがったらゴルフエッグにメールで送ってくださいますか?
ぜひ見てみたいです。
引用との交換条件ということでいかがでしょうか。
論文を楽しみに待っていますね^^/
がんばっていい論文に仕上げてくださいね\(^^)/