「ベッドの上がゼロ番ホール!」の続編
朝からナイスショットが出るようになったら・・・
今度は午後のハーフ(9ホール)も良いスコアで上がってから、ラウンド後においしいビールで乾杯しましょう\(^^)/
このレッスンであなたも水平賞ゲット! そしてゴルフ上達賞決定です\(^^)/
午後がダメな2つの理由
Tさんからのお悩みメール
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午前中のハーフは概ね良いスコアー(30台か40台前半)なのですが、後半でいつも崩れる(45以上~53以下)のです。
なぜ、午前、午後とも安定しないのでしょう?
技術か体力かそれとも心の弱さか?
午前、午後と安定したスコアでまわるには何処を注意したらよいのでしょうか。
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とのこと。
あなたもそんな疑問を持ったことがありますか?
「午後」にスコアを落とす理由は2つ考えられます。
スケベ心が出る(^_^;)
前半がいいと「今日はいいぞ、自己新だーー」と舞い上がるものです。
そしてさらに午後もその調子が続いて、15番くらいまでうまくいくと最後のあがり3ホール(16・17・18番ホールのこと)など、とくにドキドキするものです。
「あとはすべてボギーで大丈夫だ。自己新決まりだな。楽勝だぜ」
などと、考えるときってありますよね(^_^;)
よく言う「計算が入る」ってやつです。
しかしそこに落とし穴があるのです。
その「計算が入った」瞬間に「平常心が失われてしまう」のです。
「でもさーやっぱり夢はみたいじゃん。欲は出るよ。計算するのは当たり前じゃん」
と、きっと誰でもそう思うでしょう。
でもいつも同じミスをしているようなら、ちょっと考えなくっちゃいけません。
そこでまずは自己分析!
たとえば、お昼にビールなんて飲んでいませんか?
「ビール飲んだら力が抜けていいショットが出るようになったぞーー」なんてよく言いますが
- まだ9ホールも後半はある
- あと約2時間くらいラウンドする
スコアをとるか!一杯の幸せを取るのか!
あなたからビールの幸せを奪うつもりは毛頭ありません。
でも「ほろ酔い気分で良いスコアも目指そう」なんていうのは虫がよすぎませんか。
ゴルフをスポーツと考えた場合、アルコールを摂取することはどうなのかな?(^_^;)
そんな分析もお忘れなく。
このように以前の失敗したラウンドで、ご自身がどのように午後のコースを回っていたかを思い出してみましょう。
- 「計算が入っていた」
- 「ウツツをぬかしていた」
など原因がありそうなら、それを次回の糧にして、精神状態をコントロールできるようにするのです。
そして「あと3ホール」を考えるのではなく「このホール」「この一打」に集中することを肝に銘じましょう。
午後の後半はやっぱり疲れている
ゴルフコースは直線で結んでも6km以上もある場所です。
乗用カートを使わないならどんなにショットが良い日でも、コースの長さの倍の12~15kmくらいは歩くはずです。
そうすれば、後半は足にきます。
それがショットに影響するのは火を見るよりも明らかです。
もし、お昼にビールなど飲めば疲れはそれ以上になっているのです。
足に疲れがあると、とくに傾斜地などでは午前に比べて踏ん張れなくなります。
ゴルフコースはどんなに平らに見えても、多少はうねっていますから。
スイング中に土台の脚がぶれればショットもぶれるに決まってます。
「うーん 自分では疲れていないと思っても、やっぱ脚にはきているんだね」
そうです。もし日々の鍛練などしていなければ、なおさらです。
今一度、午後うまくいかなかったときのラウンド状況を思い出して、自分の心と体の状態を分析してみてください。
ショットばかりにとらわれないで、脚のストレッチなど、体のケアをラウンドの後半にも取り入れましょう。
(「0番ホール」参照)
あなたの分析力が次のラウンドに活かされます。
もちろん、ちゃんと覚えていないとダメですからメモでもして、次回のラウンドにのぞみましょう^^/
水平賞はゴルフ上達への高速切符!
午前と午後のスコアが同じになることを水平賞と呼びます。
水平賞を取れるようになると、あなたは一段上のレベルに行けることを暗示しています。
「えっ なになに水平賞ってそんなにすてきな賞なの?どうして?」
ゴルフで感動する瞬間は・・・
- 一発のビッグドライブ
- チップインバーディー
- ロングパットが決まる
など、さまざまですね。
でも、スコアで大切なのは「一定したスイング」や「安定したパット」です。
行き当たりばったりのスイングでは、大波賞は狙えますが、水平賞はゲットできません!
「100の壁を越えたい」と思うゴルファーならまずは「ダボペースで1ラウンド」できるようになることです。
すべてダボでも108です。
あとはそのダボを一つずつボギーにすることを考えていきましょう。
「90の壁切り」なら、ボギーペースを目指すのです。
全部ボギーでピッタリ90!
(「壁切りシリーズ」も参照)
パーを狙って無理する前に、まずは「ボギーなら絶対に上がれる力」をつけなければなりません。
そうしないと、今日だけ90切れたとしても、次回のラウンドではまた110も叩いちゃいます。
そんな日は「あれー?今日は調子悪いなーこんなはずじゃないんだけど…」と思うでしょう。
でも違います。それがあなたの実力です。
真の力がついているのなら、いつでもどこでも同じ力を発揮できるはずです。
良いスコアでも悪いスコアでも、一定したスコアでホールアウトできるようになることがレベルが上がった本当の証拠と言えるのです。
あなたのゴルフの上達具合は、スコアの上下動が教えてくれるのです。
大波小波ではボートが転覆しちゃいます。
穏やかな水面をイメージして、心も体も一定状態でゴルフができるようにしましょう。
さあ、これで明日のコンペは水平賞!いやいや優勝だ\(^^)/
あっ!そんな「賞狙い」を考えたら、今からドキドキしてきちゃったー
ゴルフエッグの平常心はどこかへいっちゃった・・・・・
だめだこりゃ(^_^;)