ゴルフのスコアが午前と午後で違いすぎ 0番ホールからスコアアップは始まる!

午前のハーフ(9ホール)はいいけど、午後が全然ダメ_| ̄|○
またその逆もあり・・・
大波賞
こんなラウンド経験があなたにはありませんか?

ちょっとした「心がけ」とちょっとした「運動」があなたのゴルフラウンドを支えます。

このゴルフ上達レッスンで、初心者でもベテランでも午前も午後も安定したスコアを出して、今度のコンペでは水平賞を狙っちゃいましょう\(^^)/
水平賞

* 水平賞: 午前のスコアが45、午後も45のようにインコースもアウトコースも同じスコアのときに、もらえる賞のこと。

午前が悪くて、午後がいい人

Mさんの泣きメール
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先日の連休中もラウンドを2日間回りましたが、エッグ様のサイトを見てできるつもりになっていましたがやはり110の壁を越えることができず…

毎回バックナイン(後半の9ホール)は50前後のいいスコアで回れるのですが、午前の立ち上がりのハーフが全くダメです。。。トホホホ

体力には問題がないと思いますので、ラウンド前に

  • 十分にウォーミングアップ
  • 練習

をしたいところではありますが、ゴルフ場までの移動や諸々の関係でなかなかそうもいかない状況です。

前日、当日の行動で何か心がける事項はありますか?
また、これだけはやっておかなければいけない、といったようなものはあるでしょうか?

人それぞれだと思いますが、参考にぜひエッグ様のラウンド当日の心掛けなどをお聞かせ願えると幸いです。
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ゴルフエッグのラウンド前の下ごしらえ

simple9
ゴルフ場って遠いですよね。
都心からなら、2・3時間は当たり前。

それにゴルフのスタート時間は概ね8~10時くらいですから、家を出るのは5時、6時なんてこともしばしばでしょう。

そんなあなたでも「朝からビシバシスーパーショット」を決めるためのメソッドをお届けしましょう。
f03
それは、ラウンド前にあなたの体を下ごしらえしておきましょう。

起きてすぐの15分を有効利用

「今日はゴルフだーラウンドだー」なんて日は心ウキウキ。
つい早起きになっちゃいます。
太陽

そしてすぐにでも家を出てゴルフ場に向かいたいものです。
でも、ちょっと待った!
ゴルフの勝負は朝のベッドの上から始まっているのです!!
早起き
布団でもベッドでもとにかくあなたは横になっているはずです。

横たわっている状態で柔軟体操をはじめましょう。
この「朝の15分」があなたのゴルフのスタートラインと心得ましょう。

「えー そんなのゴルフ場に行ってから打つ前に柔軟するだけで十分じゃん!」
「それより早くゴルフ場について打ちっぱなしでボールを打った方がいいじゃん!」

もちろん、1球でも2球でもボールを打ってから1番ホールに立ちたいです。

しかし、打ちっぱなしで練習する以上に柔軟体操は重要です。
それも、立ちながらの柔軟よりも寝た状態で行うことで、体の裏側の筋肉をとくに解しましょう\(^^)/

ゴルフで重要な柔軟体操

どんな体の柔らかい人でも朝一はやっぱり筋肉が固まっています。
ゴルフでほぐしておきたい筋肉としては

  1. 腰・背中
  2. 腹斜筋(側筋)
  3. 肩周り(肩甲骨)
  4. 股関節
  5. 足のストレッチ
  6. 首のストレッチ

と、この辺はやっておきたいですね。

腰・背中

「腰だったらこんな感じで俺はストレッチするよ」
ストレッチマン1
もちろん旋回も良いでしょう。

でも、せっかくですからベッドから起き上がる前にこんな「エビんちょストレッチ」をしてみましょう\(^^)/
ストレッチマン2
腰に手を当てて、腰を持ち上げるようにします。
足先をなるべく頭の上に持って行きましょう。

これにより、なかなかできない背中全体の筋肉のストレッチができます。
ゴルフエッグも昔は↓こんな感じで
ストレッチマン3
足先が頭の上の床についていましたが、今はちょっと・・・(^_^;)

息をするのが苦しくなったりしますが、呼吸は止めないでくださいね。
できるところまででいいので、なるべく足先を頭の方に持っていきましょう。
足先を高く上げるのではなく、体に近づけるようにすると背中が伸びますよ。
ストレッチマン2
苦しいです。辛いです。でも20秒我慢してみましょう。

「ストレッチは20秒くらいその体勢をキープするといいよ」と理学療法士の先生に教えてもらったことがあります。

これをしておくと朝から背中の動きが格段に違います。
もちろん無理は禁物ですが、ハードな分、短時間でできるもってこいのストレッチと思ってゴルフエッグはやっています…(でもホント辛いですけどね^^)

* ちなみに、このストレッチはゴルフエッグの経験からやり出したものなので、「背中のストレッチとして効果的だ」などと理論的な裏付けはございません。あしからずm(_ _)m

腹斜筋(側筋)

ゴルフは体をねじります。
そのためわき腹の筋肉(腹斜筋・側筋)も十分伸ばしておきたいです。
これもベッドの上で座ってやるといいですね。
ストレッチマン5
この↑ストレッチマン(絵)だと左の腕を頭越しに右へ倒していき、左のわき腹を伸ばします。
右手で右足先を掴むようにして、その右足方面へ体を倒していくといいでしょう。

もちろん、逆の体勢をとって、右わき腹も同様にストレッチしましょうね。

肩周り(肩甲骨)

わき腹ストレッチをすると、ゴルフで大事な「ねじれ」がスムーズになります。
バックスイングがしやすくなるということです。
そしてさらにバックスイングをしやすくするために「肩入れストレッチ」も必ずしましょう。
ストレッチマン11

ベッドの上に正座して、体を前方に倒します。
そしてストレッチマンのように左腕をベッドにつけましょう。
ちょうどバックスイングするように、体も右へねじりましょう。

このときに左腕を思いっきり右の方に伸ばすようにするのです。
左肩の裏側もベッドにつくように「肩を入れる」のです。

これができれば完璧バックスイングの完成です!

肩甲骨周りの筋肉がストレッチされ、背中の筋肉もほぐれます。
肩甲骨に柔軟性があるとバックスイングが楽になり、飛距離アップにつながるのです!

よいトップを作るためにもこの「肩入れストレッチ」は欠かせません。
もちろん、右腕も同様にしましょうね。
ストレッチマン4
そうです。フォローの状態を作るのです。
左右両方をやることで、スイングしたときに「捻転しやすい体」「突っ張らない体」を作っておきましょう。

股関節

あぐらをかくようにして足の裏をつけましょう。
ストレッチマン6
ちょうど足の形が「ひし形」になるようにして、自分の手でひざを床に向けて押し付けましょう。
できれば、足を自分の股間に付くように体に引きつけるとさらに効果的です!

「股関節はゴルフの命」です。

「えっ?ゴルフと言ったら『腰』じゃないの?」

もちろん腰も大事です。
でも、ゴルフでは

  • 前傾姿勢は股関節から
  • 捻転を作り出すのは股関節

です。

また相撲の立ち合いの格好をするようにして床に手をつけましょう。
ストレッチマン7
安定したアドレスを作るためにも大切な動きです。
ゴルフエッグはこの姿勢で、肘で膝を外に押すようにしてさらに股関節を伸ばすようにします。
よろしければあなたもどうですか?
でもくれぐれも無理は厳禁ですよ^^

足(脚)

前後に脚を広げて、後ろの足のかかとを付けるようにして、アキレス腱を伸ばしましょう。

でも、アキレス腱伸ばしというよりは脚の後ろ側の筋肉全般を意識してストレッチするのです。

ストレッチマン8
壁などに手をついて、このように↑背骨と脚の線が一直線になるようにしましょう。

また、この体勢から背骨を垂直にして、そのまま腰をまっすぐ下に落とすと太ももの前側の筋肉も伸びます。
ストレッチマン9

この↑ストレッチマンだと後ろ脚の太ももの前面の筋肉が伸びますよ。

これら脚の運動はラウンド中でも、脚に疲れを感じたら行うようにしましょう。
カートなしなら、1ラウンドで10kmくらいは歩きますから脚にはかならず疲労が溜まります。

  • 朝は体の柔軟性を取り戻すために
  • ラウンド中は疲れを取るために

脚の体操を行うようにしましょう。
ついでに足首も曲げ伸ばししましょうね。

ゴルフスイングでは、ビハイン・ド・ザボールという動きは欠かせません。
dehind

右打ちの人は、体を高速で左回転させますが、顔まで左回転させてはいけません。

ダウンスイング以降は、首が左に行かないようにグッと踏ん張る必要があります。
これにより左に上体が突っ込まなくなり、飛距離アップ・方向性アップにつながるからです。

しかし、この動きは首に負担がかかります。
首の柔軟も忘れずにしておきましょう。
ストレッチマン10
ストレッチマンのように

  1. 右手で左耳あたりを触って、その右手で首を右真横に倒す。そのまま20秒。
  2. 次に左手で左に首を倒す。また20秒。
  3. 同じように手の力で首を前に倒して20秒。
  4. さらにあごをあげるようにして、首を後ろに倒して20秒。

と、首周りの筋を伸ばしておきましょう。

そうしないと、ゴルフエッグのように首の骨を折っちゃうかもよ(^_^;)
kubi
詳細はこちらです(^_^;)

プロは30分間ストレッチをする

アマチュアはラウンド後に風呂場に行きますが、プロゴルファーは朝にゴルフ場の風呂場に行くそうです。
それも超満員になるそうですよ(^_^;)

といっても朝風呂に入るのではなく、満員になるのは脱衣場の床だそうです。

大会の朝は、脱衣場の床にプロ達は横になりながら入念に30分はストレッチをするそうです。
宮里藍ちゃんのお父さんが言っていました。

それほどプロはストレッチに時間を掛けます。

もちろんその後に打ちっぱなしでその日のショットの調子もチェックするのですが、その前に体をほぐしておくのです。

ショットはプロ並みに行かなくとも、ストレッチならプロ並みも可能ですね。

「ベッドがあなたの0番ホール」
早起き
と考えて、ベッドの上からラウンドを開始しましょう\(^^)/
30分は難しくとも、15分くらいなら遅刻もしないでしょう。

これで1番ホールからパワー全開OKです!!
Ctype
朝の15分を大切に^^/

では、続きまして
「午前良いけど午後悪い」ゴルファーさんゴルフ上達水平賞狙いPart2にお進みください^^





ラウンド時の必要なものを小さく詰めて快適ゴルフ

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