実はほとんどのグリップにはバックラインという後ろに出っ張りがあります。
さあ、そんなグリップの裏の秘密を知ることで、あなたのゴルフテクニックを一つ引き上げてみましょう
\(^^)/
「グリップを変えてドライバー飛距離アップ」シリーズ
- 第一講座 グリップの太さ
- 第二講座 グリップの目的は滑らないこと
に次ぐ第三講座 「バックライン グリップの裏技話」の始まり始まり^^/
「裏の裏」までお話ししますので、最後までお楽しみに\(^^)/
グリップのバックライン
あなたのグリップにもバックラインがあると思いますが、いかがですか?
「おーこんな出っ張りがあったのか 初めて知ったぞ~」
ゴルフ初心者の方なら、もしかしたらバックラインなんて気にせずにグリップしていたかもしれません。
どうですか?あなたのグリップにはついていましたか?
「おー、グリップは真ん丸じゃないんだね」
ゴルフエッグも初心者のころは、バックラインなんて気にせずにグリップしてましたから、あなたと同じですよ^^
でも、このバックラインを上手に使えば、あなたはクラブを握りやすくなり、その結果・・・
- 振りやすくなって飛距離アップ
- 打球の球筋をスライスからドローに変える
などの可能性が広がります。
ぜひメリット・デメリットを理解して、それをゴルフスイングに活かしていきましょう\(^^)/
バックラインのメリット
バックラインは「握りやすくするため」についています^^
人の手で丸い輪っかを作ろうと思っても、指の第一関節、第二関節があるために、角張った丸しかできません。
「なるほど、丸いグリップより、指の関節のあたりで握るグリップの下部分が、ちょっと出っ張っている方が隙間ができなくて、握りやすいということだね」
「人間の手の構造に合わせると丸よりバックラインがあった方が理にかなっているんだね」
その通り^^
それに、そのバックラインを基準にして握れば「いつも同じようにグリップすることができる」というガイドにもなります。
また、バックラインが指に当たる感覚でクラブフェイスの向きも感じられるようになれば、さらなるメリットとなるでしょう。
「なるほど、何気なく握っていたけど、知らないうちに恩恵を受けていたんだな~」
「知らないって怖いね(^_^;)」
ちなみに、市販クラブについているグリップのほとんどが、バックラインありのグリップです。
しかし、何事もメリットがあれば、デメリットもあります・・・
バックラインのデメリット
バックラインの出っ張りを基準に握るということは「このショットは、握りを少し変えて打ちたい」なんてときには邪魔になるということです。
そもそも人間は、機械と違って同じことを寸分の狂いもなく行うのは苦手です(^_^;)
だから、クラブとの唯一の接点であるグリップも、日によって若干握りが違ってくるものです。
そのために、バックラインが「あれ?いつもと手の当たり具合が違うぞ?」なんて違和感を感じてしまったら、その日一日、その違和感を感じたままラウンドしなくてはいけなくなります。
とくに、ゴルフ歴が長ければ長いほど、そんな細かなことが気になってしまうものなのです(^_^;)
そして、ミスショットをすべて「違和感グリップのせい」にしてしまったりしますm(_ _)m
体調に関係なく、ロボットと同じように「いつも同じ握りをしたい」という場合には、バックラインはメリットですが、その日の体調に合わせられないのは、気持ちのいいものではありません。
「なるほど、上級者には上級者なりの悩みがあるんだね」
はい(^_^;)
そんな理由でゴルエッグのドライバーは、バックラインなしのNEXGEN D-SPECを使っています。
あっ ちなみにアイアンもバックラインなしです^^
気になるのが嫌だから「それならいっそなくしちゃえー」と思ってバックラインなしを使用しています。
「あら、そうなの?じゃあ私もバックラインなしにしてみようかな?」
でも、一般的にはバックラインありを好むゴルファーが多いです。
だって、先も話したように人間がものを握ろうとすると、指は丸にはなりませんからね。
ですから、ゴルフエッグは少数派ということにしておいてくださいマセm(_ _)m
このように、バックラインのことを知ってしまうと、逆に気になってグリップしにくくなるかもしれません。
でも、知らないより、知るゴルフ人生を過ごしましょう\(^^)/
バックラインの目的は何か!!を知った上でそれをうまく活用していきましょう\(^^)/
バックラインの活用方法 裏技^^
バックラインは通常は真下に出っ張りがくるようにセットします。
しかし「かならずグリップの真下に来なければいけない」という決まりはありません^^
- 人の手は十人十色
- ゴルファーのグリップの仕方も千差万別
ならば、グリップ交換時にバックラインの位置を少し変えることで、あなたの握り方にぴったり合ったスペシャル専用グリップを作っちゃいましょう\(^^)/
たとえば、あなたがフックグリップ(ストロンググリップ)なら、ちょっとバックラインをターゲット方向にずらすのです。
つまり、あなたがグリップした際に、指の関節部分にちょうどバックラインが来るように調節するのです。
握ってみて違和感があれば、それに応じてバックライン位置を変える、というのもゴルフの一つの楽しみ方です。
もちろん、このように逆にずらしてもOKです。
でも、こんな握りの人はまずいないでしょう。
どちらにせよ、グリップ交換時に一度バックライン位置を決めたら、その後はグリップを再度交換しないとバックラインの位置変更はできなくなります。
はじめは、このバックライン位置で良いと思ったけど、実際にボールを打ってみたら、なんかおかしいな、と思っても後の祭りということです。
実はこんな経験もゴルフエッグはしてきたので、それならいっそのこと「バックラインなしの方がめんどくさくないやー」と思うようになったのが本当の理由です(^_^;)
なにごとも経験ですね。
さらなるバックライン裏技2
バックラインを赤線で表しましたが、通常はこのように真っ直ぐになるようにします。
しかし、必ず縦に真っすぐしなければいけない、という決まりはありません^^
たとえば、バックラインの位置を上下(ヘッド側とグリップエンド側)で変える、という方法もあります。
フックグリップで握る人が今は多いです。
(ゴルフエッグもそうです^^)
だから「グリップエンド側をターゲット方向にずらし、ヘッド側は真っ直ぐにする」なんていう裏の裏技もあります\(^^)/
やり方は簡単!
グリップ交換時のグリップが接着される前に、雑巾をしぼるようにグリップをねじっておくだけです。
自分で握りながら、ちょっとずつ修正しましょう。
ただし、接着剤が乾くまでの短い時間で行わなくてはいけませんよ~
でも「こんな楽しみもゴルフにはある」と知ってください。
「おーそうか、打つだけじゃない楽しみ方もあるのか~」
しかし、ハマっちゃうと、毎日グリップ交換しなくっちゃいけなくなるかも・・・
ゴルフエッグは実践済みですが、あくまで自己責任でお願いしますね(^_^;)
健闘を祈りますm(_ _)m