「ゴルフの左の壁ってなあに?この写真とどんな関係があるの?」
左の壁の説明を始める前に、このYoutube動画をまずはご覧ください^^
(再生が始まってすぐのところの3人組に注目!!)
あなたは「ローラーゲーム」って知っていますか?
日本では、1970年台前半にテレビ東京で放映されて全国的に人気が出たローラースケートをはいて、取っ組み合いをするゲームです(^_^;)
「うん、知っているよ。東京ボンバーズなんてチームがあったね。懐かしいね」
「こんな↓遊びが子供の中で流行ったよね^^」
と、この話題についてこられるあなたはゴルフエッグと同年代ですね^^/
さて、ゴルフの左の壁の話に戻しましょう。
見ていただきたいのは、先の動画(再生時間1:45のところ)に出てくる赤いウエアーの手つなぎ三人組です。
3人が同じスピードで走ってきましたが、内側を走っている人が外側の選手を加速させようとしています。
外側の選手を引っ張ることで、内側の選手のスピードは遅くなっています。
つまり、内側が止まることで外側が加速できているのです。
三人全員が同じように走るのではなく、内側を犠牲にすることで、外側のスピードが上がるのですね。
これをゴルフに置き換えてみましょう。
すべてが同じに動いたら加速しないよ
内側の人が、あなたの体の部分と思ってください。
真ん中の人が腕役、そして外側の人がクラブヘッドです。
トップオブスイングからボールを打ちに行くとき(ダウンスイング)に左回転が始まります。
その時に体(本当は下半身)が先行して回転して、それにつられて腕、そしてクラブヘッドが動いていきます。
つまり、ローラーゲームだと3人とも一緒に走っている
この↑写真の状態です。
ずっと3人とも同じように走っていては、いつまでも外側の人は加速されません。
しかし、内側の体役が止まる(止める、踏ん張る)ことで、腕が振られ、さらにその外側にあるクラブヘッドが加速していきます。
「わかった! ゴルフでもすべてを回していくだけではダメなんだね」
「止めるところを作ることで、逆にクラブヘッドを加速させる、ってことだね」
はい、その通りです\(^^)/
体を回せばいいってもんじゃない!
ダウンスイングで体は回転していきます。
でも、その回転の一部を止めることで逆にクラブヘッドが楽に加速されるのです。
そして、さらに良いことは止めることでボールを正確に打てることになります。
ゴルフの指導でもよく言われる「体の正面でインパクトをしなさい」のことともつながります。
これでボールを正確にインパクトしやすくもなるのです。
「なるほど、この『止める』ってことが『左の壁』っていうことなんだね」
はい、ちょっと乱暴な言い方になりますが、要はそういうことです(^_^;)
ただ、ゴルフエッグとしては「体を止める」という表現ではなく「左回転を受け止める」という言葉を使いたいです。
「えっ?受け止めるって、体のどこで左回転を受け止めるの?」
はい、それについては第二章でお話ししましょう\(^^)/
次回は「左の壁ってどこ? 宮本プロ、森本プロ、ゴルフエッグ理論総合論^^」をお送りします。
お楽しみに\(^^)/