その接点に問題があれば、ドライバーの飛距離を損します。
スイングにも影響し、方向性にも関係します。
ゴルフグリップを見直すだけでドライバーの飛距離アップは可能です。
スライス系をフック系に、またその逆の球筋に変えることも可能です。
もちろん、アイアンショット・パターについても同様です。
「えーグリップだけでドライバーもアイアンもそんなことになるなんてウソ~~???」
ウソかどうか、さあ、ゴルフエッグのグリップ講座開設\(^^)/
ドライバーの飛距離アップ以外でも大切なグリップについて考えていきましょう。
講座は3つ用意しました。まずは第一講座!
ゴルフグリップの太さを意識する
ゴルファーの手の大きさは十人十色。
といっても、メーカーとしては製造の観点から、何種類もの太さの違うグリップを用意するわけにはいきません。
だから、同グリップの場合、3種類くらいの太さから選ばなくてはなりません。
グリップの太さを表す数字としては
メンズ用としてはM60とか、M58という数字で表示されています。
レディース用だとM〇〇がL○○という表示に変わります。
数字はグリップの内径を表し、クラブのシャフトの太さ(バット径)に合っているものを差し込んで上げるのです。
市販のクラブのほとんどのシャフトは、バット径が60と言われていますので、M60のグリップが一般的なグリップと言えますね。
しかし、数字の小さいグリップを差し込むと、意図的に太いグリップを作ることが出来ると覚えておきましょう。
「えっ? じゃあ、M60が入るシャフト(バット径)に、M58のグリップを差し込むとグリップはM60を入れたときよりも太くなる。っていうこと?」
そうです(^_^;)
普通なら、太くしたければ大きな数字のもの、細ければ小さいもの、と思いますよね。
それが、逆なんです。紛らわしいんですね(^_^;)
だから、覚え方としては「通常の感覚とは逆なんだ(`Д´) ムキー!」と覚えておきましょう。
「でも、それってどうして?」
「ちゃんとした理由が知りたいわーー」
ショップで商品として売られているグリップは、数字がいくつでも握ってみると、どれも同じ太さです。
つまり、グリップの外径は同じに作られています。
もし、バット径が60のシャフトに、それより小さいM58のグリップを差しこみ時のことを想像しましょう。
なかなか差し込みにくいことは想像できると思います。
差し込むのは大変ですが、入ることは入ります^^
それは、M58のグリップが膨らみながら(広がりながら)入るからですね。
つまり、グリップが膨らむ=太くなる。という結果が得られます。
次は逆を考えてみましょう。
もし、グリップがスルスル入るということは、グリップの外径はそんなに膨らまない=元の外径(細い)まま。ということになります。
複雑なようですが、要はグリップの太さはシャフトに差し込んだあとにどれくらい膨らむか、で決まる!ということです。
「じゃあ、私は手が小さいからグリップはM58 とM60なら、M60ってやつを選べばいいんだね?」
そうです。
ただ、そもそもグリップはシャフトの太さ(バット径)に合わせることが基本です。
でも、M58が合うシャフトにM60のグリップを差し込んでも、まず問題はありません。
もし、グリップを差し込んで、ガバガバになるのが気になるなら、接着させるテープを二重巻きにするなどで対応しましょう。
さて、太さについて勉強したところで、その太さによって球筋が変わりやすくなることも覚えておきましょう。
スライスでお悩みなら細めのグリップを・・・
基本的に細いグリップは握りやすいです。
握りやすいということは、手首も動かしやすくなります。
それにより手首を返すこと、フェースターンやボールをつかまえるという動きもしやすくなるのです。
そうなれば「スライスでお悩みのあなたの球筋は、ドローボールに変身しやすくなる」ということです
\(^^)/
また、手首の可動域が広がることになるのですから、グリップを細くするだけでヘッドスピードアップも上げやすいと言えます。
つまり「飛距離アップ・ドロー系の球筋狙いなら、細いグリップが良い」と言えるのです!!
ちょっと待った!
どんなことにもメリット・デメリットがあります!!
いい面もあれば、悪い面もある!すべてを知って飛距離アップ
「手首がよく動くようになる」ということは「フェイス面がブレやすくなる」とも言えます。
そのため、一概にグリップが細ければ細いほど良いとは言えません。
もしあなたが
- 「引掛けボールが多くて困る」
- 「チーピン(極端なフックボール)が出てラウンドが台無しになる」
なんてお悩みがあれば、ちょい太めのグリップにすることで球筋が安定し、結果的に平均飛距離がアップするということにもなるのです。
だから・・・
- フックで悩んでいる人
- ボールをつかまえることが上手な上級ゴルファー
などは逆にグリップを太くして、手首が悪さをするのを抑えたりするのです。
球筋が安定すれば、気持ちよく振れるようになり、それによって飛距離アップという結果がついてくる!という流れです^^
「なんやねん!結局、細いの太いのどっちやねん(`Д´) ムキー!」
と、あなたに怒られそうですが(^_^;)
このようなメリット・デメリットを知った上でグリップ選びはしてもらいたいのです。
一応、この記事の題は
「ドライバーのグリップを替えただけで10ydアップ!」ですから・・・
おすすめグリップの太さは「細め」
という結論でお願いしますm(_ _)m
一般的な太さはM60です。
それを基準としてお考えください。
迷ったらプロにお任せ^^
上記でもお伝えしたように、どのシャフト(バット径)のクラブに差し込むかでも違ってきますので、迷ったらショップの人に相談しましょう。
グリップ交換料は一本交換で数百円というレベルですが「グリップ購入してくれたら、グリップ交換料は無料」というショップもあります。
グリップの価格だけなら、ネット購入も良いですが、自分で交換できなければ逆に高くつく場合がありますので、ご注意を^^
もし、あなたが自分でグリップ交換をするのなら、テープの巻き方や、重ね巻きをする、グリップを伸ばすなどで、グリップの太さを微調整することができます。
ゴルフエッグは自分で交換します^^
楽しいといえば楽しいですが、慣れないとグリップを一本無駄にしちゃう、なんて失敗もありますよ(^_^;)
でも、失敗も含めて「いっちょ、職人を目指して自分で交換してみよう」とチャレンジするのもゴルフの一つの楽しみ方ですね^^
ドライバー、アイアンのグリップ交換方法についてはこちらのサイトを参考にしてはいかがでしょうか。
では、グリップ講座の2回目は「グリップの第一目的は何?」についてです^^
ちなみに、ドライバーの改善にはゴルフエッグも参考にした下記の教材が勉強になりますよ。
谷原 秀人プロを優勝に導いた先生の教材 体の呪縛を取り除いてゴルフエッグも20ヤードアップ |