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「左肘引け撲滅運動」はおおいに参考になりました。
今までは、ダウンスイングで股関節を乗り換える時に腰を引いてしまい、インパクト時には体が少し開いた状態になってたと思いました。
それが良くなって来た気がします。ただ、「左肘引け撲滅運動」で分からなかったところがあるので、質問させてください。
★質問内容★
今はまだクラブの軌道が安定せず、フェースの先っぽに当たって前に飛び出すことがあります。
これは左肩(左打ちなので)が下がりすぎているのでしょうか?ゴルフエッグさん、どうしましょう???
上記はメルマガ登録してくれたメルマガレッスン生のHさんからの感想&質問メールです。
さて、これに対してゴルフエッグはどうアドバイスしたのでしょうか???^^/
この記事を読むことであなたは・・・
- 「スイング調整中は悪い球が出るかも知れないけど、それは逆に良いスイングになっているサインかもしれない」
- 「体が開くとどうしていけないの?」
- 「先っぽに当たるときの修正法」
が分かります。
さあ、矛盾だらけのゴルフスイングを我がものにするために、体の開きを抑えることの重要性をレッスンしていきますよ~\(^^)/
「左肘引け撲滅運動」はおおいに参考になりました\(^^)/
「左肘引け撲滅運動」とは、メルマガレッスンの中で紹介している練習方法です。
「左肘が引ける」とは、右打ちの人がフォローで
←こんな感じになることです。
- アウトサイドインの軌道でスイングしていたり
- 体が開いてスイングしていたり
するなどが挙げられます。
この左肘引けの矯正を目的としたのが「左肘引け撲滅運動」レッスンです^^
Hさんはこのレッスンで「体の開きは抑えられるようになってきた」とおっしゃっています。
でもそのせいか、今度は「フェースの先っぽに当たって前に飛び出すことがあります」という現象に悩むことになってしまいました(^_^;)
その原因をHさん自身は「後ろの肩(右打ちの人は右肩、左打ちの人は左肩のこと)下がりすぎているためではないか?」と分析していました。
そんなHさんにゴルフエッグはこんなアドバイスメールを送りました\(^^)/
先に当たるのは、修正がうまくいっている証拠
<ゴルフエッグからHさんへのメール>
質問をありがとうございます。
フェイスの先っぽに当たることがあるとのこと。
たしかに困っちゃいますよね(^_^;)
でもこれは良いスイングになっている証拠だと思います^^v
今までは、体を開いてインパクトしていたようなので、その体の開きが修正される段階で先に当たっているのです。
つまり、レッスン前は・・・
- 体が開いて芯に当たっていた
- クラブが遠回りしてインパクトしていた
それが「左肘引け撲滅運動」の練習で・・・
- 体が開かずにインサイトからクラブが降りてくるようになった
- 体の近くを通ってダウンスイングされるようになった
そのため、先っちょに当たるようになったと推測されます。
クラブが体の近くを通るようになったので、クラブヘッドがボールに届かなくなっているのですね。
そのため、先っぽに当たるのです。
だから、よい前兆だと捉えて良いと思います^^/
体の近くでクラブが振れると何でいいの?
腕、グリップ、クラブが体の近くにある方が強くクラブを振れます!!
あなたは重い荷物を持つときに、どのようにして持ちますか?
ゴジラのような巨大怪獣でもない限り、体から腕(手)を離して脇を開けて持ち上げる人っていませんよね^^
つまり体の近くでクラブを操作した方がヒトは力を出せる!そして強い打球が打てるのです!
その上、腕が体に近ければ、体と腕の一体化が出やすくなり、当然手打ちも抑えられ、スイング軌道も安定してくるでしょう。
だからまずは、先に当たることは気にせずに、今回の「左肘引け撲滅運動」レッスンの目的でもある
「体の開きの修正ができているかどうか」
に意識を集中して練習してみましょう。
でもやっぱり先っちょに当たるのは気になる~~~
体の開きが修正され、その後、どうしても先に当たるのが改善されないようなら、ボール位置が適切な場所でない可能性があります。
セットアップの時のボールの位置をちょっとだけ(数mm)体の近くにしてみましょう\(^^)/
「自分の今のボール位置は正しいのか?」というのを疑ってみるのが良いですね。
1cmや5mmボールに近づいて立つだけでもスイングの感覚は変ります。
手っ取り早い修正方法ですので簡単です。ぜひお試しを^^
ただ、ボールの近くに立つと、今度は窮屈な感じがするはずです。
そう感じたら、ボール位置をターゲット側(ボールが飛んでいく方向)に少しずらすことで窮屈さは減少します。
といっても、ずらし過ぎたらそれこそスイングがおかしくなってしまいますので、ほどほどにしなくてはいけませんけどね(^_^;)
また、ゴルファーは調子が悪くなると、ターゲット側にずらしやすい傾向があります。
それも覚えておくと良いでしょう。
この辺は個人差がどうしても出るところですので、ぜひ、自分にとっての最適なボール位置を見つけてみてください。
何でも一度に修正するのは逆にマイナス練習
でも、一度にすべてを修正するのではなく、練習するときは・・・
「何を修正するために今練習しているのか?」
と目的を明確にしてやることが重要です。
「今行おうと思っている動きができているのか、できないのか」に焦点を当てて練習するべきです!
といってもやっぱりゴルフエッグも打球は気になりますけどね(^_^;)
===メールはここまで===
ゴルフの動きの中には矛盾がある
ゴルフは右打ちの場合、体を左に回すことでボールを打つことができるスポーツです。
本当は、
「バックスイングで右にねじった体を、ダウンスイングで左にねじり戻すスポーツ」
といった言葉の方が正確ですが、難しいので「回す」という言葉をここでは使っています(^_^;)
ゴルファーは
- ボールを打ちたい
- 強く打ちたい
- 早く打ちたい
と思ってしまうため、その思いが動きに表れて、体を早く左に回して(開いて)打とうとしてしまいます。
これは野球やテニスでも同じです。
でも、体が開くということは腕(手)が体や目から離れることになります。
「えっ どういうこと??」とお思いの人は、右手一本で素振りをしながら、体を開いてみてください。
「離れる」ということが分かりやすいですよ^^)
ボールを打つというスポーツをする場合は、
体を左に回すけど、回り過ぎない「開かない」ようにしながらボールをヒットすることが重要です。
世界のトップテニスプレーヤーの錦織選手のこの写真を見てください。
たしかにボールを打つために体を左に回して、体を開いて打っています。
しかし、左手が変な形になっていますよね。これはどうしてでしょうか?
この左手は体の開き過ぎを防ぐために行っている動きです。
左腕や左手が体の左側面(写真の右側)に動いてしまうと、必要以上に体が開いてしまう(胸がパカーンと開いて、正面を向いてしまう)ので、それを防ぐために左手・左腕にも力を入れて、体の開きを我慢しているのです。
下手なテニスプレーヤーほど、左手はだらんとして、遊んでいます。
錦織君のように体を開かずに打つことによって、力強い球が打て、さらに狙ったところにボールを打つことが出来るのです。
今度プロのテニスの試合を見るときには、インパクト時の左手の動きにも注意して見てください^^
ゴルフの話に戻ります。
体の開きを抑えながらインパクトすることをゴルフでは、俗に「ボールを体の正面で捉える(インパクトする)」とも言います。
ボールを打つというスポーツでは、この「左に体を回すけど回し過ぎちゃいけない!」という矛盾めいた「体の開きを抑える」動きを覚える必要があるのです。
ぜひ、あなたが練習されるときも、このことを意識してみてください。