宮里藍選手は惜しまれながら現役を引退されましたが、彼女が女子ゴルフのみならず、すべてのゴルフ界全体を盛り上げた立役者でした。
これからの活躍も期待しています。
さて、今回はその宮里藍プロのスイングを参考にゴルフ練習していきましょうヾ(*´∀`*)ノ
さて、あなたのスイングは、次のどれかに当てはまりますか?
ゴルフエッグのレッスン生U子さんから
いただいたメールをもとに進めていきマース\(^^)/
GFL7レッスン生Uさん(女性)の感想文
ゴルフエッグさんの今回のGFL7レッスンの
股関節の使い方は勉強になりました。
中でも、腕を無理して上げなくていいことが理解できました。
右腕の動かし方の方法もとてもわかりやすかったです。
今までU子は
- 「体を回す」
- 「飛ばしたい」
にとらわれていて、
- トップで腕を必要以上にあげて
- 右ひざが伸びきって
- 捻転がほどけていた
ということがわかりました。
どんどんゴルフ上達していけそうです\(^^)/
===U子さんの感想はここまで=====
ゴルフはスポーツだ!!
ゴルフは、スポーツですから
- 体を大きく使うことは大切です。
- 飛ばすためにも必要なことです。
- トップで腕を高く上げることも必要です。
しかし、下半身までも伸びきってしまっては、
クラブを振り下ろしてくるときの力が入りませんよね。
「踏ん張れない!のけぞっちゃう!(記事参照)」は避けたいです。
大きく体を使っても、伸び上がらない!
これが上達ポイントです^^/
体を大きく使う
U子さんも「トップで腕を必要以上にあげて」と言っていますが、
トップオブスイングでは腕は高く上げてもいいです。
むしろ上げたいです。
ただし、「必要以上にあげたらダメ」です。
女性の方は、その柔軟性を生かして、
ぜひグリップ(腕)を高く上げましょう\(^^)/
男性はご自身の体の固さを考慮に入れて、どこまで上げるのか適正かを見極めましょう。
グリップを高く上げるというのは、
体(胸)からなるべくグリップを離すということを意味します。
「えっ どういうこと?」
クラブヘッドを遠くにするのではなく、
グリップを体・胸から遠ざける感覚ですね。
どっちでも同じことのようですが・・・
クラブヘッドを遠くにするには、
手首をビヨーンと伸ばせばそれで完成です。
でも「クリップを体から離す」というのは・・・
腕をピンと張るというよりも 「肩甲骨を広げる」という動きをするのです。
- 右と左の肩甲骨の間を広げる
- それにより、腕が結果的に長くなります(伸びます)
- そうすると、グリップが体から離れます(ほんの1cmくらいですけどね^^)
(手首がコックされていれば、クラブヘッドの位置はさほどかわらないでしょう)
ただ、この時に猫背にならないようにしましょう。
猫背になると、腰まで曲がってしまって
スイング中の前傾角度が変わってしまいますから注意が必要です。
多くのゴルファーは・・・
「腕を高く、大きく振り上げましょう」とアドバイスすると
「体の後側・背中側に腕を回してしまう」人が多いです。
勘違いしやすいところですね^^;
お伝えしたいのは、上です。天に向かってグリップを上げていくのです!!
- 胸の前から斜め上の空に向かって
- 両手のこぶしを突き上げるようにして
(「エイエイオー」と勝鬨(カチドキ)をあげるように) - グリップの位置が高いトップオブスイングを作っていきましょう。
(後半写真の〇×を参照のこと)
でも下半身は下ですよ^^
しかし、トップオブスイングのときの下半身については注意が必要です。
- 右半身が伸びないこと(右打ちの場合)
- 右膝や右股関節が伸びないこと
です。そして、
- 上半身も伸びきらないことが重要
です。
グリップ位置を高くしたとしても、トップオブスイングでは
- 前傾角度が保たれていること
- 右股関節に曲げ(くびれ)があること
- 体がアドレス時のくの字の感覚が大切
なのです。
ここがゴルフ上達時の難しいところですね。
この上体が伸びきらないで、しっかりと
大地を右足で踏めている感覚が無くならないところまで
体をねじり、グリップは高く上げたいのです。
これがU子さんの言っている
「必要以上」という限界点となります。
この「限界点」ぎりぎりまで
めいいっぱい腕(手)を上げていくことは
女性の柔らかい体ならばできるでしょう。
しかし、男性には向かないアドバイスだと思います。
少なくとも体の固いゴルフエッグでは苦しいです・・・^^;
宮里藍プロのスイングを参考に
たとえば、宮里藍さんのトップオブスイングを見てみましょう。
グリップを体の斜め右上に高く上げているのがわかります。
体の背中側ではないですね。
胸はこちら(カメラ側、ターゲットラインの反対側)を向いていますから、
宮里藍プロ自身の体(胸の位置)からすれば右斜め上ということです。
「えーでも正面から見ると、背中にグリップを回すように見えるよー?」
そうですね。どうしても
正面写真だと体の背中側に手を持っていくように見えます。
でも、 胸の前からグリップを離すことで、
懐も広くなったトップが出来ています。
そしてトップオブスイングでは、
コックが入っているために、
クラブヘッドが必然的に背中側に回ることになるのです。
「よくわかんないなー」
ならば、下の写真↓はどうでしょうか。
グリップ(手)をどの方向に動かすのかという話です。
赤矢印の方にグリップ(腕)を体に引き付けるのではなく ✖
青矢印の方にグリップを上げる、腕を伸ばす、グリップを胸から離すのです。 ●
腕を伸ばそう、グリップを胸から離そうとすると
肩甲骨が広がる・伸びる感じが出ると思います。
背中の筋肉も意識してみてみましょう。
これにより「懐の広いトップオブスイング」というのが出来上がります。
そして、この段階で
「右半身・上体が伸びてしまってはダメですよ」
がトップオブスイングにおける下半身の注意事項でしたね。
女性も男性も、ここで
体が伸び上がってパワーを逃がしている人が多いです。
あなたは大丈夫ですか?
「なるほど、グリップを高く高くあげるのね。
でも、下半身や上体が伸びきらないようにすれば
藍ちゃんのようにドライバーを飛ばせるのね」
はーい(^o^)/ でも、もう一つ重要なことがあります。それは・・・
キンコンカンコーン
あら~本日の授業はここまでです^^
次の授業は「インパクトスピードアップ編」へ進んでください\(^^)/
則幸 青さん
コメントありがとうございますm(_ _)m
意識を変えるだけでもスイングが変わっていくものです。
ぜひぜひお試しの上、ご自身にとって「こう考える、こう意識して振るといいかんじだなー」というものを見つけていきましょう\(^^)/
トップが赤矢印の方にグリップ(腕)を引き付けるのではない。
青矢印の方にグリップを上げる、腕を伸ばすのです。
背中の後ろ側まで回そうと意識していました。右肩上で良いのですね。新しい発見なので練習で試してみます。