アプローチショットでお困りごとはないですか?
ゴルフエッグの「ゴルフ上達アプローチレッスン」90の壁切りシリーズとして、今回は3つご用意しました^^
- その1: ボールへ回転をかける感覚を体感してみよう 編
- その2: ボールのどこを打つといいの?シビア編
- その3: チョッコンアプローチの真実!これを知ったらやめられない編
今回は、最終回の 「その3」 をお贈りします^^
ベルリンの壁だと思っていた90の壁切り!
その正体は・・・万里の長城だった!
長かった90の壁切りの旅も、今回で終わりです^^
ずっとお読みいただいたあなた、ありがとうございますm(_ _)m
いよいよ、感動?の完結編です!!
あなたは、この長旅で
- 90を切れれば、やっぱり上級者なのだということが分かる。
- ゴルフボールをコントロールすることを覚える。
- ますますゴルフが面白くなる。
- 大きなショットだけでなく、アプローチショットの練習も楽しいと分かる。
- よりスコア―アップにつながっていく。
さあ、万里の長城を渡り切りって、90の壁を越えちゃいましょう\(^^)/
チョッコンバックスピンアプローチの利点
このアプローチショットの利点は4つあります。
- クラブは、地面ではなくボールに先に当たるため、たとえディポット(穴ぽこ)に沈んでいるボールでも、関係なく打てる。
- 低く出るので方向性がよくなる。
- 強く打てるので、まっすぐ狙っても大丈夫。
- 強く打っても、ボールの勢いは止まるので、コロコロコローーといつまでも転がっていくことはない。
そして、何よりこの打ち方が簡単です(o^―^o)ニコ
- 上から右手首を曲げたまま、ボールに「ドン」とクラブをぶつけるだけ。
- 上から下に向かって叩くから、トップボールにならない。
- ボールを先に叩くから、ダフリにもならない。
- フォロースルーもとらないから楽ちん。
- 楽ちんということは、ミスしにくいということ。
とはいっても「言うは易し行うは難し」
ボールのどこを打つといいの?シビア編でもいったように、リーディングエッジの入っていく範囲は狭いです。
そのうえ、感覚がものをいうアプローチショットですので・・・
- 「こんな感じでいいのかな?」 とか
- 「これが正解なのかな?」 とか
できたかどうかの区別がつかずに、疑問符は尽きないでしょう。
お宅にお邪魔して「いいですね。そうですよ。」と声をかけられたらいいのですが、怪しいゴルフエッグを招き入れるのは、ボールをトップするより危険です^^;
クラブのフェイスが
「こんな感じであたると、手にはこんな感触が伝わるんだな」
というのをあなた自身で感じとっていただきたく思います。
「でも、どうしてもゴルフエッグのやり方で打つと、トップボールになるんだけど、どうすればいいのかな~」
ハンドファーストの利点
ボールへ回転をかける感覚を体感してみよう 編のときの、下の映像のように、とりえず極端なハンドファーストにしてみてください。
トップボールになるのは、リーディングエッジが水平に動くからです。
しかし、上の動画のように極端なハンドファーストにすればするほど、フェイス面を立てれば立てるほど、リーディングエッジはボールに向かわなくなります。
これまでのアプローチ編では、何度もリーディングエッジの入射角などについて書いてきましたが、なぜトップボールが出るのかを、考えてみれば解決策が見つかります。
トップボールが出るのは
- ゴルフクラブに
- リーディングエッジがあるから、
- ゴルフボールはトップボールになる
のです。
(リーディングエッジについては「ダフリとトップの真実!ゴルフ練習場で1分間だけ練習する上達法」を参照)
ならば、ゴルフクラブからリーディングエッジをなくしちゃいましょう!!
「おっまたゴルフエッグがおかしなことを言いだしたぞ~」
「また電卓クラブとかいってたときのように
ヘンテコゴルフクラブの話か~」
(電卓話は「ゴルフの壁②あなたは何切り?ゴルファー始めの壁100切りは電卓で」を参照ください)
いいえ、そんな大発明ではありません。
答えは、すでにお伝えしましたよ^^
「えっ? 極端なハンドファーストにするってこと?」
そうです。クラブを通常通りセットしたのが下の左写真。極端なハンドファーストにしたのが、右写真です。
リーディングエッジ(赤い矢印部分)がボールに当たっているのはどちらですか?
「あっ!本当だ!」
「右写真のハンドファーストにした時は、赤い矢印部分がボールから離れているぞ」
そうです。ハンドファーストにすれば、青丸のフェイス面(平らな部分)が直接ゴルフボールにあたるようになるので、リーデングエッジは当たりません。
つまり、トップボールは、出るはずがないのです!!
「でも、こんな極端なハンドファーストではゴルフボールは打てないよ」
もちろん、ものには限界があります。
だから、こんなハンドファーストでゴルフボールを打たなくてもいいです。
ただ、ここでお伝えしたいのは、
- ハンドファーストにすればするほど
(クラブを立てれば立てるほど) - トップボールになる確率は減ってくる。
- だから、ハンドファーストの形を、打った後もキープする
ということです。
当然、
- フェイスを立てるほど
(ハンドファーストにするほど) - ボールの飛び出し角度が低くなる
- そして、勢いのあるボールが打ち出されるのは
- 物理的にどうしようもないこと
ですから、その辺の兼ね合いは調整してくださいね^^
でも、しっかり打ち込めば、バックスピン量も増えて、止まりやすくもなりますよ^^
ちなみに、ゴルフエッグは
こんな感じのイメージでアプローチショットを打つ時はボールを捕えようと思って打っています^^
「なんじゃこりゃ!こんなの打てるわけないぞ・・・」
もちろん、こんなふうに構えることはできません。
しかし、通常のハンドファーストに構え、右手首を下の写真のように折った場合
ゴルフエッグの感覚としては
- 右の手のひらでボールを抑え込む感じを
- ゴルフクラブのフェイス面でも再現したい
と思いながらやっているのです。
(「ゴルフでライン出し!後編。尾崎将司の手首/リストを真似る?」のイメージも参照くださいm(_ _)m)
どうです?
これだけ極端なハンドファーストなら、絶対トップボールなんか出そうにないでしょ?
そのかわり、ゴルフボールがつぶれるかも・・・・という感覚になりませんか?
そんなイメージでアプローチショットを打ってみてくださいね^^
チョッコンアプローチショットのまとめ(外での実アプローチ映像)
チョッコンアプローチは「キュキュキュー」とボールがバックしてくるほどのスピンをかけるわけではありません。
映像の打球でも、バックスピンはよくわからないですが、正確にクリーンヒットさせることでバックスピンは掛かります。
ここで行っている手順を述べてみると
- ハンドファーストにして
- 右手首をしっかり折った状態で
- ボールの右斜め上から
- ボールの右側を叩く
- 叩き終わっても、右手首の角度を変えないようにして
- 地面にクラブが当たって終わり。(地面にクラブが跳ね返されるのはOK)
- トップボールになるのが不安なら、クラブフェイスをもっともっと立て気味にする。
のです。
でも、もしあなたが、このアプローチができなくとも、
この要領でアプローチを練習をすることで・・・
- あなたはゴルフが格段に上手になります。
- そして、ボールを徐々にコントロールしていくことができます。
ぜひ、ボールを操る感覚を磨き、アプローチショットの感触を手のひらで感じられるようにしましょう。
そしてゴルフ場に、アプローチ練習場があったら、そこで、カッツン、カッツンとゴルフボールを上からたたいてみてください。
きっと、感覚が分かってきます!!
今までなら「コロコロコロー」とグリーン奥まで勢いよく走っていったボールが「シュルシュルトントン」と、芝を噛むような動きをするのが分かるようになります^^
これで90の壁切りは間違いありません。!!
長々と、90の壁切りの話でひっぱりましたが、
とりあえずの終着点といたします。
最後までお付き合いくださったあなた!ありがとうございます m(_ _)m
- アプローチを制し
- パターを制すれば
- スコアアップはお手のもの
です^^
この動画も参考にしてみてください。ぜひ、お試しあれ・・・^^/
ゴルフエッグのアプローチ技術の全貌は、
↓こちらで紹介しています。よかったらご参加ください。
参考にさせて頂いています。この方法でピン絡みが多くなりました。ありがとうございます。このアプローチは、何ヤードまでカバーしますか。できれば5〜60y辺りまで使えませんか?宜しくお願いします。
としくんさん
こんにちは、ゴルフエッグです^^
60ヤードカバーは難しいでしょう。
ただし、グリーンまで真っ平らでバンカー等の障害物がない刈り込まれた花道なら可能です(^_^;)
どれくらいの高さの打球かにもよりますが、30ヤードくらいまでではないでしょうか。
ぜひ参考にしてバシバシピンがらみさせてくださいね^^/
golfegg様
小生ゴルフ歴40年、ただひたすらドライバーの飛距離を追及してまいりました。近年寄る年波に勝てずスコアも距離もDOWN。これをカバーする為にはアプローチの精度をあげるしかないと貴兄に縋る気持ちで拝読させていただきました。明日からSW.AW.PWの3本を持って実践する積りです。壁に突き当たっら相談に乗ってください。
ロートルガッツさん
こんにちは、ゴルフエッグです^^
スコアアップは何と言ってもショートゲームです!!
パーオンしなくとも、寄せワンでパーは取れますし、それこそアマチュアがやらねばならないことです。
がんばっていきましょうね\(^^)/
golf eggさま
はじめまして……
60歳にして初めてクラブをもち、5年経ちました。
日に日に上達し、楽しいゴルフでしたが、昨年の秋から
五十肩(お医者さまがいくつになっても五十肩デス❗️と、言われました⁉️)を患い、思うようにクラブが触れず、
暫くはアプローチとパターの練習をと思っているとき、このサイトに出会い、夢中になってサイトと向かい合っております。
あまりに初歩的な質問で恐縮ですが「チョコンバックスピンアプローチ」のボール位置をお尋ねします。
五十肩を患う前は、105前後で回っておりました。もうすぐ100切れるかもというところでしたが…..
宜しくお願い致します。
ゴルフババさん
こんにちは、ゴルフエッグです^^
ゴルフエッグも体のあちこちが痛くてしょうがないです(^_^;)
体が動かなくなると困りますよね。
それでもゴルフは止められないですけど・・・^^;
さて、チョッコンバックスピンアプローチのボール位置ですが、簡単に言えば「右足前」です。
右足前と言っても、右足の親指前なのか、小指前なのか、と微妙に違いますが、その微妙な違いは
・ライや、
・どれくらいの高さのボールを打ちたいか、
・どれくらいのスピードのボールを打ちたいか、
などによって調整します。
こればかりは、そのときどきです。
でも、基本的には右足前、つまり右にボールを置きます。
ぜひ、アプローチ練習でいろいろ試してみてくださいね。
では、今後の成果報告をお待ちしております\(^^)/
お肩にお気を付け下さいね^^/
ゴルフエッグさん こんばんは
アプローチ編の掲載、ありがとうございます!
9月20日の記事と「シビア編」を読み、
ゴルフ練習場で試してみました。
理論はすごく良くわかったのですが、
全然できませんでした・・・(×_×)
まず上から叩く、というのが難しかった。
いつもは、どちらかというとすくい上げているので、
まったく違う。
また、クラブがボールのどこを捕えているのか
わからないです。
感覚が乏しいのかな。
でも、「完結編」の映像を見て
イメージはわかりました。
また練習してみます!
やすみんさんへ
再度のご来場、ありがとーございますm(_ _)m
>全然できませんでした・・・(×_×)
そうですか。すみませんm(_ _)m
当方の説明不足もあると思います。
ぜひ、引き続き練習をお願いしたく思います。
ゴルフエッグも記事を見直して違う表現も考えてみたいと思いますm(_ _)m
>まず上から叩く、というのが難しかった。
いつもは、どちらかというとすくい上げているので、
まったく違う。
そうですか。でも「すくい上げる」のはよくありません。
トップボールが出やすくなります。
だって、リーディングエッジが牙をむいてボールに向かってきますから・・・
アプローチに限らず、アイアンはとくに「打ちこむ」感覚は不可欠です!
ぜひ、意識改革もしていただけたら嬉しいです^^
といっても、慣れないと
●トップボールになるし、
●ボールは上がらないし
●手は痛いし・・・
と辛くなりますよね^^;
こちらも何かよい表現を考えてみます。
よろしければ「自分はこんな感じなんだけど、ここが分からないな~」などの
疑問点のヒントをいただけたら幸いですm(_ _)m
またよろしくお願いします。