「練習場であなたがあなたのコーチになる」の記事では・・・
- 練習場の端にある姿見(鏡)を使って練習しましょう
- 端の打席の「最高のコーチャーズボックス」で練習しましょう
右端打席の注意点
一番右端の打席では、どうしても右側のネットが気になります。
そのため、狙い目を練習場の中央部に設定して練習することになります。
そのときは、スタンスだけでなく、できれば
- 打席の足場のマット
- ボールを置く人工芝
が動くなら、その向きも中央部を向くようにしましょう。
大体の練習場は、打席自体が中央を向いて作られています。
しかし、まだ気になるならもう少し動かしてみましょう。
それでも、スライサーの人は、右への打ち出しを嫌って、無意識にアウトサイドインの軌道(③)でスイングしがちです。
つまり、クラブを体の方へ引っ張り込むようなスイングになってしまうのですね。
そうなると、
- 余計にスライスボールになってしまったり
- フェイス面を左に向けすぎて極端に左に飛び出す引っかけボール
(「フェイスがかぶる」とも表現されます)
が出たりします。
「そうなんだよー だから右端の打席は人気がないんだよね」
そこで、もし練習場の打席に余裕があったなら・・・
人気のない練習場が実は最高の練習場?
つまり・・・
- スイングチェックは、最右端打席に行って鏡を前にしながら行う
- 実際にボールを打つのは、右から2・3打席目で打つ
ということをするのです。
また、右端から3打席目くらいなら、鏡を見ながら、ボールを打つこともできます。
「えー そんなことしたらボールに当たらないよー」
ボールに当たらなくてもいいんです。
あなたがボールを打つ意識のまま、実際にはどのようなスイングをしているかをチェックするのが目的です。
だから、そのときは空振りでも、ボールがどこへ飛んで行ったとしても問題にしないことにしましょう。
しかし、万が一を考えて、この練習をするときは、必ず周りに人がいないときだけにしましょうね。
「でも、一人で複数打席を使うなんて気が引けちゃいますー」
「都会の練習場では不可能だよー」
それなら、いっそのこと最左端打席に移りましょう。
最左端打席の利点
最左端の打席では、右打ちの場合は自分の背中側に鏡があります。
- スイングチェックをする場合は、後ろを向いて行う
- ボールを打つときは前を向いて打つ
ということを繰り返すのです。
これならば、一打席で両方が可能となります。
ただし、鏡を見ながら打つことは不可能ですけどね(^_^;)
スライスボールでお悩みの人は、左端の打席なら左ネットは気になりません。
逆にインサイドから打ち出しやすくなります。
なぜなら、アウトサイドイン(③)で振ると左にボールが飛び出してしまうので、ネットにボールがぶつかることになります。
だから、自然とインサイドアウト軌道(①)に修正しやすいという利点もあるのです。
「でも、なぜか私は左端の打席も嫌なのよねー」
それは、あなたの目の前(となり打席)の人が気になるからです。
左端打席は事故が怖い!
右斜め45度くらいに飛び出していくこわーいボールのことです。
また、練習場の左端の打席は、打席自体が右(練習場の中央部)を向いています。
つまり、若干ですが左端の2打席目の方に向いている打席ということです。
そのため、隣の打席の人がやたらと気になるのです。
- 「もしかしたら、シャンクして隣の人に当たっちゃうんじゃないかしら?」
- 「右に打ち出したら、やばいことになるかも??」
という不安を抱えてスイングすることになります。
結果、シャンクを怖がって、右端打席と同じように体の左に引っ張り込むようなアウトサイドイン(③)のスイングになってしまったりします。
このような理由から最左端の打席も不人気打席なのです。
初心者はやはり右端打席がいい
上記のように右左とも端の打席には利点と欠点がありますが、やっぱり他のゴルファーのことが気にならない右端3打席目くらいが初心者さんに良いと思います。
利点は・・・
- 自分が打つときに他のゴルファーが視界に入らない
- そのため安心して打てる
- 「ちゃんと打てないと恥ずかしい」なんて人の視線を気にしなくて済む
- つまり、自分のスイングに集中できる
ことになります。
これからバンバン振ってゴルフ上達を目指そうというあなたには何より大切なことをこの右端打席が与えてくれます。
そして目の前の鏡でスイングチェックもできるのですから^^/
「でも、やっぱり右側のネットが気になるわー」
だったら、右側ネットを逆手に取りましょう\(^^)/
スライスからの脱却を狙うなら・・・
多くのゴルファーはスライスボールに悩みます。
あなたもスライスから脱却してみませんか。
そのためにしなくてはいけないこと、それは・・・「右への打ち出しができなくてはいけない」
「えっ?どういうこと?」
スライサー(スライスボールを打つ人)は・・・
- 右へボールが飛ぶのが怖い
- だから、目標の左へ打ち出したくなる
- 結果、無意識にスイング軌道がアウトサイドイン(③)になりやすい
だから、スライサーこそしなくてはいけないのが「右方向(①)へ打ち出すこと」なのです。
- 右へ打ち出して、中央にボールが戻ってくる!
- 距離が出やすいドローボールに変身する!
のです。
右へ打ち出すためには、ダウンスイングでクラブがインサイドから来なくてはいけません。
つまり、体の近くから打ちに行くことになります。
飛距離アップにもつながる大事なポイントです。
だって、体から腕や手が離れていては、パワーが出ませんから。
だから、いっそのこと右端2・3打席目から右ネット方向(右コーナー)を狙って打ってみるのです。
右ネットに当たるということは、右へ打ち出しができた証拠です。
つまりインサイドからダウンスイングできた証拠でもあるのです。
そして、練習場の中央部、つまり左側は十分に空いています。
だから、無意識のうちに、あなたはクラブを引き込む動きもできるようになります。
つまり・・・
- インサイドからのダウンスイングで、打ち出しは右
- でも潜在的にクラブを引き込む(インサイドイン軌道)ことになり
- ボールを捕まえる動き、フェイスターンにつながる動きになる
右のネットを怖がるのではなく「むしろ右に打ち出し(①)→左に曲げる(②)」
そんな意識でインサイドインの良いスイング軌道を身につけることにも利用できるのです。
「えー そんなにうまくいくの???」
もちろん、それはあなた次第です。
「言うは易し、行うは難し」
「今、自分にできる最高の練習は何なのか?」を日々考えながらゴルフ練習してください。
せっかく高価なゴルフ教材を手に入れたとしても、漫然と練習していては効果は出ません。
映像内で指導している先生が「何を伝えたいのか」をよく読みとって、そのレッスンの目的をおさえるのです。
自分の打球に一喜一憂するのだけでなく、そのレッスンでは
- 「何ができればOkなのか」
- 「何が目的のレッスンなのか」
- 「打球だけでなく、その目的が達成されたかどうかに集中する」
そんな練習を繰り返しましょう。
練習場の打席の話でしたが、ただ打つだけの練習からはおさらばして、目的を明確にした練習を心がけてください。
それぞれの感想文を参考に
あなたに最適なゴルフ上達教材を手にしてみてください!
しかし、手にしただけでは飛距離は伸びません。
お分かりですよね。それはあなた次第です!
していきましょう\(^^)/
「えー そんなこと言っても、やっぱり自分でスイングチェックするのは難しいよー」
とお思いなら、こちらを読んでみてください。
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