タイガーウッズの練習風景の写真です。
かっこいいタイガーウッズのトップオブスイング(クラブを後ろに振り上げた状態)ですね。
でも、今回注目するのは赤丸の中です。
さあ、それは何か?・・・
・・・・・・・・・カゴです
「えーーー?」
このカゴを使って、ゴルフスイングに必要な股関節を鍛えましょう。
ゴルフ練習場でも、自宅でもできる股関節練習方法は、本コースを想定した実践練習法でもあります。
ゴルフ上達には欠かせない「体の使い方」をマスターしながら、本番にも強くなりましょう。
カゴを使ってゴルフショット!
片足をカゴの上に乗せて、そのままでボールを打ちましょう。
自宅であれば素振りでよいですから、やってみましょう(^◇^)
このカゴ踏み練習方法の目的は、2つあります。
1つ目は
- ゴルフコースは平らな所ばかりではない
- 斜面でもボールが打てるようにする練習。
- 本番想定型練習法
2つ目は
- 右足をカゴの上にあげることによって、
- 右足の自由度が奪われる。
- それによって、バックスイング(クラブを後ろへ振り上げる動作)の時の右股関節が固定される。
です。
写真で赤線が入ったところのズボンのしわが分かるでしょうか。
そう、ゴルフスイングで重要となる股関節部です。
「スピードスケーターはゴルフ上達が早い?|ゴルフは股関節」など股関節に関しての記事を多く書いています。
この「カゴ足乗せ練習法」で、バックスイング時の右股関節への乗り方が体感できます。
そして、練習場ならば、そのまま打ってみましょう。
また、左足をカゴの上に乗せれば、
インパクトからフォロースイングにかけて、左股関節が固定される感覚を体感できます。
こちらも練習場なら、そのまま打ってみてください。
ポイントは、写真の赤線のズボンのしわ(くびれ)がつくかですよ。
冒頭のタイガーウッズの写真の右股関節部を見てください。
くびれているのがわかりますよね。この感覚をカゴ乗せ練習法で体感してほしいのです。
アマチュアゴルファーは、とかく自由に動き過ぎ。
つまり、
- 無駄な動きが多くなって、
- それが変な動きにつながる。
- スイングパワーが溜まらなくなる。
- 結果、良いスイングができなくなる。
ということが起こります。
「こう動かせば、必ずAのようになる」のに「変な動きをするから、どうしてもAのようにならない」ということが起こるのです。
でも、多くのゴルファーは「Aの動きをしたい」ということだけ求めて、その前の動きをいい加減にしてしまいがちです。
表面上のポイントはAなのですが「その動きをするためのポジションや力の入れ方がある」のです。
「現象にはかならず理由がある」
ドラマ・ガリレオの物理学者湯川先生こと福山さんもこう言っていました。
ゴルフも科学で証明できるのです。
あなたは、何歳からゴルフを始めましたか?
大人になってからならば、理由・理屈を考えましょう。
子供は「こんな感じで打ってごらん」というと、体が勝手に反応して動けるようになります。
しかし、大人は今まで生きてきた時間の中で「こう動くには、このように動いてきた」という経験則をたくさん持っています。
だから、日常ではなかなかないゴルフの動きは苦手なんです。
そのため、理屈を知ってからの方が、体はうまく動きます。
まあ、「頭でっかちになる」ということですね。さみしいですが・・・
よって、理屈こきの学者様は、きっとゴルフもお上手なことでしょう。
しかし、ドラマの中の湯川先生は、女性との恋愛や心の駆け引き、感情の変化は苦手分野のようです。
ゴルフは、技術だけでないこの「心理面」の影響が大きいのはあなたもご存じのはず。
つまり、「湯川先生はゴルフが苦手」という現象になるはず?
(福山さんは上手かも…)
ゴルフは技術だけでなく、精神修行も必要なスポーツです。
話がそれましたが、今回のゴルフ上達体感レッスンをまとめてみます。
ゴルフの股関節を鍛える簡単練習法のまとめ
- ゴルフ練習場のカゴの上に片足を乗せてショットをしてみる。
- 自宅での素振り練習も行おう
- ハーフスイング(半分のふり幅)でOK
- 足、特に股関節の動きに注目する。
- ゴルフの捻転を覚える。
- 斜面変化に対応できるようになる。
目的は2つ…ゴルフコースの斜面を想定・股関節の動きを覚える です。
カテゴリ「スイング」のところでも、股関節については多く触れています。
ぜひそちらも参考にしていただければ、幸いですm(_ _)m