「スライス・フック撲滅作戦」シリーズでは・・・
などをお伝えしてきましたが、今回のゴルフ上達レッスンは???
「おなかの出っ張りと打球の関係」についてお話しします(^o^)
「なんだと!ゴルフエッグはおいらにビール飲むのをやめろっていうのか?」
「おなかが出っ張っているせいでボールが曲がるというのか!」
いえいえ(;^_^A ゴルフエッグもお腹が出てきました(;´Д`)
ですから、あなたの体形をとやかく言える身分ではありませんm(__)m
あくまでゴルフのお話ですからもう少しお付き合いください^^/
このレッスンを実践することであなたは???
- お腹と打球の曲がりとの関係を知る
- 前傾姿勢の維持ができるようになる
- 懐の深いスイングができるようになる
とゴルフ上達のいいこといっぱいレッスンです!!
さあ、スタートしますよ~
お腹とクラブフェイスの関係
では、いつものように体感実験をしてみましょう。
クラブをもってアドレス姿勢をとってみてください。
その姿勢から、お偉いさんがふんぞり返るようにお腹を突き出してみてください。
もちろん、アドレス姿勢を保ちながらお腹を前に出すんですよ。
ちょっとオーバーですが、下写真のような感じですね。
さあ、このようにお腹を前に出すと他の部分はどんな変化をするでしょうか。
- 「そうだな、まずはグリップがアドレスした位置より上(浮く)感じがするな~」
- 「当然、前傾姿勢が起き上がるよね」
- 「それに手首が伸びる感じになるぞ」
はい、すべて正解です。あなたは体感できましたでしょうか。
これらは今までの「スライス・フック撲滅作戦」でスライスになりやすい条件が多く出ているのがわかりますでしょうか。
では、次にお腹を引っ込めるとどうなるでしょうか?やってみましょうヾ(*´∀`*)ノ
「お腹を引っ込める」というのがわかりにくければ「腰を折る」でもいいです。
下写真は腰が回っていますが、まずは回さないで「お腹を引っ込める・腰を折る」姿勢をとってみましょう。
このとき、お腹を出した時と比べて、どのような変化が起こるか体感してください。
先ほどの逆で・・・
- 「グリップが下がる」
- 「前傾角度がきつくなる」
- 「手首が多く折れる」
という感じが体感できればいいのですが、いかがですか。
つまり、お腹を引っ込めた姿勢はボールを捕まえやすくなり、フック系のボールが出やすくなるということです。
インパクトの姿勢を検証
多くのアマチュアゴルファーはスライスで困っています。
「でも何でスライスが出るのか分からない」と悩んでいるのですね。
その原因の一つが「フェイスが開く」という話を「スライス・フック撲滅レッスン」で行ってきました。
そこで「フェイスを閉じる方法」をいくつか紹介してきましたが、それらを実行しやすくするためには、インパクト時のお腹の出具合を気にするのがいいです。
スライスボールから脱却したいと思っているのなら、お腹を引っ込めたインパクトを目指してみましょう。
それにより『ゴルフ上達のコツ「ハンドアップ、ハンドダウンでスライス・フックを微調整」』でお話ししたボールを捕まえやすいインパクトがしやすくなるのです。
「えーでもお腹を引っ込めて、腰を折ったインパクトなんてプロはやってないよ~」
いいえ、それはあなたの勘違いです!
では写真で確認して見てみましょうヾ(*´∀`*)ノ
石川遼プロのフィニッシュはこんなに躍動感があり、かっこいいですね。
さあ、この写真を見ると思いっきりお腹は出っ張っていますし、これ以上ないほどのけぞっています。
迷うところですが、あなたは石川プロのお腹はどうなっていると判断しますか?
「うーん 正面からだとわかりずらいね」
では、やや後方の写真で確認してみましょう(引用:GDO)
真ん中の写真はインパクト前ですが、これはお腹がへこんでいるのがわかりますね。
でも、右側のインパクト後はちょっとこの角度でもわからないし、どちらかというとお腹を出しているように見えます。
では、その間のインパクトは・・・?
インパクト時の姿勢を勘違いする理由
ただこれを見てもお腹が出ているのか、引っ込めているのかわかりにくいでしょう。
インパクト時は後方から見るとこのような黄色の折れ線を引くことができる姿勢を保っています。
身長が高いせいもあるでしょうが、ダスティン・ジョンソンなんかすごく曲がっていますよね。
この写真の女子プロのように体がまっすぐに見えるゴルファーもいます。
しかし、プロは大なり小なりインパクト時に黄色の線のように体が折れています。
この線の角度が保たれてスイングできると「前傾姿勢を保ってスイングしている」と言えます。
「エーでも、体が折れていることと、お腹が出ているかどうかはまた違う話じゃないの?」
はい、そうですね。上記のタイガーの写真でもお腹が出ているかどうかは判断がつきにくいです。
判断が付きにくいのは、インパクトでは2つの動きを行っているからなのです。
- 腰は回転させている(腰はターゲット方向を向いている)
- お腹は引っ込んでいる(アドレス時に曲げたお腹の折れ具合を維持させている)
のです。
これが多くのアマチュアゴルファーが勘違いする理由と思われます。
「腰を回せば、お腹も出るんじゃないの?」
そこです。それが違うのです!!
では、あなたにひとつ質問です。腰とお腹はどこが境目でしょうか?
「腰は腰骨のところでしょ。そしてお腹はおへそのところといっておこうかな」
はい、良い答えですね。
では、そこであなたの腰(腰骨)を回してみてください。
そうすると、おへそも同じ方向に一緒に回りませんか?
「そりゃそうでしょう。境目といったって体はつながっているんだから一緒に回るに決まっているじゃん」
そこです、それが勘違いを生む理由なのです。
右打ちのゴルファーならダウンスイングから腰を左に回していきます。
当然、お腹(おへそ)も左に回っていきますが、でもお腹(おへそ)はアドレス時にはへこんでいたはずです。
だから、お腹(おへそ)は左に回っても、お腹(おへそ)はへこませていなくては(曲げていなくては)いけないのです。
「えーよくわからないな~」
では、レジェンドに登場してもらいましょう(^O^)
お手本はAOKI
腰は回っているけど、お腹を引っ込めているのがよくわかりますよね。
それもかなりフォローの位置でもこの体勢を維持してスイングされていました。
青木プロはフィニッシュの形もお腹をひっこめた姿勢でスイングを終えることがよくありました。
古い写真ですが、こんなフィニッシュをあなたも取る練習をしてみましょう。
ただし、この写真で勘違いしてほしくないのは、青木プロはへっぴり腰になっているのではなありません。
お尻を後ろに引いているのではありません。
あくまで、お腹をひっこめているだけですのでそこのところはご注意ください。
こんなフィニッシュはあこがれますが、このフィニッシュを真似ようとするとインパクトでもお腹を出してしまいます。
フィニッシュの形はもちろん、お腹が出た状態でいいですが、インパクトでは前傾姿勢を維持するためにもお腹は引っ込んでなくてはいけません。
そこを間違いないようにして、まずはレジェンドフィニッシュの練習をしてみましょう。
ゴルフスイングではとても大切なことです。
スライスボールやコスレ玉防止にもなります。
ぜひお試しあれ^^/
または
補講として、フック・スライス撲滅練習法の補講編 フェイス面とスイング軌道を修正しようね
と多くの記事で応援しています。
これらも参考にして、撲滅してくださいね(^▽^)/