90の壁切りシリーズ チョッコンアプローチ Q&A
チョッコンアプローチのこんないいこと満載編 で質問コメントをいただきました。
ありがとうございますm(_ _)m
質問は3つ \(^^)/
- 「クラブがボールのどこを捕えているのかわからないです。感覚が分からない。」
- 「早く振るとうまくいかない」
- 「ボールに当たるところはフェイス面のどこ?」
です。
あなたは、このQ&Aで
- 「打感」というものを感じることができる
- さらなるゴルフの奥深さを知る
では、アプローチ上達のための感覚の世界へご案内~体感レッスンの始まりです^^
いつも通り、会話形式で答えていこうと思います^^
(*コメントに書かれた質問は脚色を入れながら、緑色字で搭載します^^)
質問1 アプローチの感覚が分からない
「ゴルフエッグさん こんばんは」
コメントありがとうございますm(_ _)m
「アプローチのシビア編を読み、ゴルフ練習場で試してみました。
理論はすごく良くわかったのですが、全然できませんでした・・・(×_×)」
そうですか。すみませんm(_ _)m
ゴルフエッグの説明不足ですね。
感覚の世界ですので、言葉にするのって難しいと痛感しています Σ( ̄□ ̄;)
「クラブがボールのどこを捕えているのかわからないです。感覚が乏しいのかな(泣)」
そんなことはないです^^;
「知の呪縛」と言う言葉を知っていますか?
「いったんそれを知ってしまったら、それを知らない状態がどんなものだったのか、忘れてしまう」というものです。
つまり、ゴルフエッグは「分かった!これか!」という瞬間を体験しました。
そうすると、その感覚を知らなかった昔の自分には戻れなくなる、というものです。
たとえば、自分が知ってしまったことを、人に伝えようとしても伝わらない場合は「なんでこんなのが分からないんだ~~」となるのです。
分からない、まだ経験していない昔のゴルフエッグとあなたは、同じだけです^^
「だって、分からないんだも――ン」と怒るのも無理はないのです^^;
これが人に教えるときの難しさなのですね^^
職業柄、注意はしていますが、今回のチョッコンアプローチでは、読者のあなたに甘えていました。
「やってみれば分かるからやってね・・・」的な説明だったと思って反省していますm(_ _)m
「まあ、いいからいいから、じゃあどうやってその感覚をつかむの?」
お許しいただけてありがとうございますm(_ _)m
では、「クラブがボールのどこを捕えているのかわからない」を分かる!にする体感レッスンです^^
略して「ずりずりアプローチをやってみよう!!」です。
「なあに? なんか汚そうな題ね~ それ大丈夫?」
はい、ご安心ください。
- 汚くはありません!
- 誰でもできます。これ本当です。
- 失敗もしますが、必ずできます。
だって、「床をずりずりするだけ」ですもん^^
「だからそれがきたないんですって・・・ 」
ずりずりアプローチ練習方法
百聞は一見にしかず!!動画でお贈りしますね。
クラブはサンドウェッジです。
動画内の素振りのように、カーペットの上をずりずりしてみてください。
あとは、普通に構えてボールを打ちましょう\(^^)/
「打ちましょう」というよりは、クラブをほうきに見立てて、払いのける感じでしょうか。
動画ではゴルフボールを
- 右に置いた場合(ハンドファースト状態) と
- 左に置いた場合(高く上げたい時)
の二回、アプローチを行っています^^
ずりずりとクラブをするだけですが、注意点が2点あります。
クラブをずりずりしているときは、
- 極力床からクラブを離さない
(とくに打ち終わったフォロースルーの時に、両手も一緒に前に出すようにしましょう) - クラブを動かす時は加速をさせながらボールを打つこと
この注意点を守らないと、こんな感じになります^^;
こんな風に
- 床から離すとリーディングエッジがボールに噛みつき、トップボールになる
- 加速させないとフェイスにゴルフボールが乗らないかったり、二度打ちになる
ちゃんとクラブをずりずりすれば、ゴルフボールがフェイスの上に乗ります。
いい感じでボールも飛んでいきます。
その感触をまずは体感ください\(^^)/
そして、これで感覚が分かってきたら・・・
バックスイングだけ、すこし床から離してボールを打ってみましょう。
ただし、フォロースルーは床をずりずりです。
「そんな芸当できるのですか?」
では、やってみますね^^
一応できたと思いますが、いかがでしょうか。
3発目の最後は、
- ボールを打った後に、
- クラブが床に跳ね返されるように
打ちました。
つまり、「普通のアプローチのように打った」ということです。
「フォロースルーで、クラブが床から離れていますもんね~」
はい^^ でも、体感してほしいのは・・・
- 「上から下へクラブは動いている」
- それでも、ゴルフボールは上に飛び上がっていく
ことです。
少なくとも、「下から上へクラブが動いているのではない」というところはお分かりください^^
いかがでしょうか。
実際にやってみると、ずりずりするのは、普通に打つより難しいかもしれません。
リーディングエッジがボールに直接向かっていくので、トップボールになりやすいです。
でも、ダフることはありません。
(リーディングエッジについては
「ダフリとトップの真実!ゴルフ練習場で1分間だけ練習する上達法」を参照ください)
今回のレッスンで
- 上から下へ
- ガツンとボールを
- 直に打った時の手の感触
- クラブがゴルフボールにきれいにあたった時の打感
を体感いただきたいです。
ポイントは、
- ボールを打った後(フォロースルー)の右手首の角度
です。
クラブのフェース面を変えないようにするためには、
やっぱり、
「右手首をこんな形をキープしなくてはいけない」
のを合わせて体感いただければ、ミスなく練習できると思います。
(手首については「ゴルフでライン出し!後編。尾崎将司の手首/リストを真似る?」も参照ください)
手首をゴルフボールを打つ瞬間に、カクンっと折ると、こんな感じにクラブが動くことになります^^
- 一球目は、よい打ち方(当たり方)
- 二球目は、手首の角度を変えた悪い打ち方(当たり方)
この2球目のようになっては、クラブフェイスにうまくゴルフボールが乗りません。
ご注意ください^^/
「そうですか。じゃあ、またがんばってみますね。家でできるし、お金もかからないし・・・」
ありがとうございます。
また、感想をコメントいただけたらありがたいです。
では、次回はその2の「早く振るとうまくいかない」の回答に移ります^^/