グリップについてのFlow of a lessonを「アドレス時のグリップ」をスタートとして3回に渡ってお送りしましたが、今回は「アドレスと重心位置について」です\(^^)/
重心について考えてみよう
我々の世界は、3次元の世界です。
今どきの言い方なら、3Dでしょうか^^
3次元とは、縦×横×高さが存在する世界ですね。
つまり、立体(空間)のことです。
立体には、必ず「重心」が存在します。
「重心って、なあに?」という方は・・・
たとえば、長い棒を横にして、指一本の上に乗せたときに、
ヤジロベエのように、うまい具合に指の上に乗っている状態
バランスのとれた状態をイメージしてください。
均一な棒であれば、ほぼ棒の真ん中の位置に指がきますよね。
その時の指に乗っている棒の位置が、その棒の「重心」となります。
つまりは「その立体(物質)のバランスが取れる位置」です。
あなたのパターを、上記のように指一本の上に乗せて、重心位置でバランスをとってみてください。
さあ、パターのフェイス面はどの方向を向きますか?
ちなみに、ゴルフエッグは
オデッセーの2-ballパターを持っています。
そう、宮里藍プロがあの藍ちゃん旋風を巻き起こした当時彼女が使っているのを見て、
「ゴルフエッグもこれで、藍ちゃんのようにパターを入れるんだ~」
と勘違い(^^;)して、購入したパターです。
今はTaylorMade SPIDERをメインで使ってますけどね(;^_^A
このパターの重心位置を指で支えると、フェイス面は真上を向きます。
こんな感じです
これって、すごくないですか?
ゴルフエッグは「すごーーい」と、いつも驚きます^^/
このパターは、フェイス面が真上に向くように各部の質量や形状を上手に設計されているのです。
それによって、よりまっすぐにパットのストロークができやすくなるのです。
パターの形状によっては、斜め45度を向くようなものもあります。
アイアンに形状が似ているL字パターなどは、真横を向くのが普通でしょう。
「じゃあ、パターは、このような上を向くものがいいの?」
いやいや、あくまでパターは「その人が打ちやすいものがよい」と思います。
ただ、ご自身のパターがどのような特性があるのか、は把握しておきましょう。
今回、パターの話を出したのは
「物質には重心位置があって、それによって機能も変わる」
ということを、分かっていたきたかったためですので、
パター話はこれくらいにして話を「アドレスの重心位置」に戻しましょう(*´▽`*)
アドレス時の重心位置をどこに置くか・感じるかで球筋は変わる
まずは「1分でできるゴルフ上達法。足の裏をつねってみよう?!」
の方法であなたにとって最もよい重心位置を探してみましょう。
一般的に足の重心位置によって・・・
- つま先よりに重心があると、スライスボールが出やすく
- かかとの方に体重が乗ると、フックボールになりやすい
と言われています。
「本当?」とお思いならば、
ゴルフコースの、傾斜のある足場からのショットを思い出してください。
つま先上がりの斜面から打つと、フックボールが出やすいでしょ^^
これは、かかと体重で打つために起こる現象です。
(正確には、クラブフェイスとボールとの関係も影響しているのですけど・・・)
つま先下がりの場合は、その逆ですね。
つまり、重心位置によって打球も変わるのです。
一度、「私の重心位置ってどこだろう?」を探ってみてください。
ゴルフ練習場の平らなところで
わざとつま先体重にしたり、かかと体重で打ってみて重心位置を変えるとどうなるか
を試すといいですね。
では、次回は「アドレスの重要性」についてもう少しお話をします。
編集後記
3次元をものにすると打球を操れるぞ^^/
突然ですが、国民的マンガの「ドラえもん」のお話しです(-_-;)
ドラえもんのお腹にあるポケットの名前はご存知ですね?
そうです。有名な「4次元ポケット」です。
小さいころは、何でも入っている
「あんなポケットあったらいいな~」
と思いませんでしたか?
我々は3次元(3D)を操ることができますが、ドラえもんは、4次元を操れるのです。
では、もし1D人間がいるとしたら、どんな人だと思いますか?
学生に話す時は、
「1Dの人は、溝にはまったアリのような人」といってます。
前と後ろへの線運動しかできないのですね。
じゃあ、2Dの人は?
「アリ人間」です^^ 平面を動くことができます。
では、我々3D人間は、あとどう動くことができるでしょうか?
平面を移動できる他にジャンプしたり、しゃがんだりできます\(^^)/
では、ドラえもんのように4Dの人間なら、他にどう動けるのでしょうか?
はい、時間旅行ができるのです。
つまり、この4次元目は「時間」ということになります。
「動ける」ということは、「操れる」のです。
時間を操れるから、たとえば、
- 1時間前のポケットの中に、ジュースを入れておこう
- 10年後のポケットの中には、ゴルフクラブをしまっておこう
ということができるのです。
だから、何でもかんでも入ってしまうポケット。
それが、4次元ポケットというわけです。
もちろん、時間旅行もお茶の子さいさい(^O^)
我々3D人間は時間はまだでも「縦・横・高さを操れる」ということです。
「立体を操れる、コントロールできる」のですから
ゴルフスイングなんて、おちゃのこさいさい、のはずなのです^^/
でも、実際は・・・・
「簡単そうで、難しい」
それが、ゴルフスイングですね^^/
ちなみに、物理学の世界では、5次元や6次元など
もっともっと高次元の世界もあるそうです。
昔読んだ「ニュートン」という科学雑誌には、15次元くらいまで書いていたような・・・?
「えっ?5次元ってどんな世界?」と言われても、
ゴルフエッグが対応できるのは4次元までですm(_ _)m
5次元の世界を「簡単に」ご説明できる方はご教授お願いします^^
次回記事は「アドレスの重要性」についてです。