Flow of a lesson も8回目となりました。
もしあなたが今までのlessonを見逃していたらこちらをご覧くださいね^^
この写真のように、グリップの話、アドレスの話、バックスイングの話などとゴルフスイング動作の初めからを順を追って記事にしています。
さて今回は、ジャンボ尾崎プロがスイングについて語っていた腰の話をしながら、
「ゴルフは腰をどうする?」についてちょいと語ってみたいと思います\(^^)/
ゴルフと腰とターン
ゴルフというと、「腰痛」がつきものです^^;
ゴルフエッグも、20歳前半から腰痛持ちです・・・
原因は学生時代に、若さに任せてこんな逆Cフィニッシュをしていたのやマージャンのやり過ぎなど、もろもろのせいだと思っています(^_^;)
なんでゴルフは腰痛になりやすいか?
「それは、ゴルフは腰を回転するスポーツだから」とあなたも思っていることでしょう。
もちろん、ゴルフは腰を使います。
でも「腰を回す」という感覚は捨ててみましょう\(^^)/
ジャンボ尾崎さんも昔、以下のようなことを本で書いていました。
――<ジャンボ尾崎プロ談>--
ゴルフの教本をみると「腰をturn(ターン)させる」とある。
たしかにターンは、回転という意味もあるが、本当に回転ならば「spin(スピン)」の方がいいのではないか。
スピンは「軸を中心に速いスピードで回転させる」という意味を含んだ「回転」である。
もし、ゴルフが「回転運動」であるならば、スピンの方がしっくりする。
しかし、ゴルフでは「ターンしなさい」という言葉が使われる。
ターンには、回転の他に「反転する」「ひねる」という意味もある。
つまり、「腰をターンさせる」は「腰をひねる」という意味でとらえるべきではないか!
――ジャンボ尾崎氏のコメントはここまで――
なるほど!
さすがは、大会中でも写経も行うジャンボ尾崎さんです^^
悟りの境地、といった感じのコメントですね。
これを読んだとき、ゴルフエッグは「目からウロコ」が落ちました\(^^)/
腰の回転と捻転
そうなんです。
ゴルフは、「回る」ではなく・・・
- 「反転する(向きを変える)」
- 「ひねる」
- 「ねじる」
と考えるべきなのです!!
「でも、「ひねる」ってどうやるの?」
そんなときは、雑巾をしぼるときを考えてみましょう。
雑巾は「やめてーー」と大声を出しそうなくらいに人間にひねられて、しぼられますよね^^
あなたが雑巾をしぼるときは、右手と左手を、互いに反対方向に動かして、しぼるはずです。
ゴルフでもそう!
あなたが右打ちならば、バックスイングでは・・・
- 上半身を右に動かしたら
- 下半身は左に動くようにしましょう
でも、「下半身を左に動かす」という感覚はちょっとオーバーな表現です(^_^;)
そこでゴルフでは「下半身はバックスイングでは右に動かさない」と思っていただきたいです。
だから、バックスイングでは
- 下半身、とくに右足は動かさないようにして
- 上半身を右にターン(向きを変えるだけ)を意識するのです
これによって、体をしぼります・ひねります・ねじります!!
これがバックスイングのときの動きですね。
このひねる、ねじる動きを面倒な言葉で言うと・・・
「捻転(ねんてん)」
といいます。
この「捻転」を感じる部分は、腰ではなく、股関節にしましょう。
股関節の動きは、ゴルフエッグサイトの重要ポイントのうちの一つです。
記事も多く書いています\(^^)/
簡単な体感法としては
10秒間椅子に座ってボール拾い。それでゴルフ上達?ゴルフ股関節
の記事あたりを参考にしてください。
ぜひ、体感していただきたい動きです!
ゴルフでは、もちろん腰も使うけどね
ゴルフでは腰も使います。
でも「腰を回す」と言った場合、日常の動きならば、太ももや脚も動いたり、足の裏までもひっくり返す動きをするはずです。
つまり体全部を回すことになっちゃいます(^_^;)
それでは「捻転」は生まれません。
今回のレッスンではそれを分かっていただきたく書いてみました。
「全く腰を使わない、というわけではない。その使い方が大事だよ」ということですのでお間違いなく(^^)/
では次回のレッスン9もお楽しみに・・・(近日公開予定^^)
<追伸>
ちなみに、上記の椅子に座っている裸足の子は↓この子です^^
↑これは2歳児くらいのときの写真で、持っているクラブは8番アイアンを短く切って、ヘッドはサンダーで小さくして軽くしたものです^^;
そんなゴルフエッグジュニアもすでに大きくなって今や・・・ゴルフなんかしてませんm(_ _)m
「小さなころからゴルフさせて、その内マスターズに出場だ~」なんて思っていたころが懐かしいです(^_^;)
さて次回のFlow of a lesson 9は「オーバースイングを考えて、のけぞり撲滅宣言」をお送りします。