Flow of a lessonの6回目は「バックスイングは股関節についてをお話ししました。
今回は「バックスイング 右肘編」をレッスンします^^
「ハーフウェーバックからの動き」
タイガーウッズのハーフウェーバックの写真を見てください。
かっこいいですよね^^
でも、今回注意して見てほしいのはタイガーウッズの右肘です!!
写真だと分かりにくいですが、右肘は縦(タテ)に曲げられています。
「縦に曲げられているって、どういうこと?」
はい、では別の動きで説明してみますね^^/
誰かに、力自慢をするときに、あなたは・・・
「ほーら、俺の二の腕はこんなに筋肉あるんだぜ!」
とこんな感じ↑に筋肉自慢をしますよね^^
この筋肉自慢をするときは、手のひらを上にして、右肘を曲げます。
これを今回は「右肘を縦に曲げる」と表現しています。
でも、ゴルフのときのハーフウェーバック時は、右手のひらは上ではなく、正面を向いています。
右手の親指が上の状態になっているという意味です。
この親指が上の状態のまま、右肘を縦に曲げていく動きをしてみましょう。
右肘を曲げる方向が大事
ここが大切です\(^^)/
ゴルファーはかならずバックスイングのどこかの時点で右肘を曲げます。
しかし、多くのアマチュアは、右肘の曲げる方向を縦に曲げることを怠ります。
ここではあえて「肘を横に曲げる」と言っておきます。
「肘を横に曲げる」と、トップオブスイングでは・・・
このように右脇が開き、右肘が水平(横)に張り出している形になります。
いわゆる「フライングエルボー」と呼ばれる形ですね。
ウェーターのアルバイトでスライス直す?ゴルフ上達秘密の近道!でも書いていますが、
横峯さくらプロのように「フライングエルボー」状態でスイングをするプロゴルファーも実際にいますから、一概に悪いとはいえません。
しかし、アマチュアがフライングエルボーでスイングした場合、必ずと言っていいほど、
- オーバースイングになりスイングが安定しない
- アウトサイドインの軌道でスイングすることになりスライスになりやすい
など弊害が出ます。
トップオブスイングではこの森本レッスンプロのようにトップオブスイングでは右肘が真下を指しているといいです。
「じゃあどうやればフライングエルボーを直せるの?」
このフライングエルボーを防ぐには、トップオブスイング時に直すのではなく、バックスイングの途中の動きで直すのです。
それが「右肘を縦に曲げる」です!!
バックスイングの動きがトップオブスイングを作る!
ハーフウェーバックあたりのときの自分の右肘の曲がっている方向に注意して見ましょう。
- 横(後に引いたような状態)ではなく
- 右肘が縦に曲がっていくことを意識する
- 右肘が右股関節あたりをずっと指しているようにする
これらをチェックしてみましょう。
窮屈に感じると思います。でも、それでいいんです\(^^)/
フライングエルボーになる人は、この微妙なところ(ハーフェーバックあたり)で楽をして、右肘を体の後ろに張り出して、バックスイングをしているのです。
つい「バックスイングは、後ろにクラブを引く」と考えてしまって「右肘も引いちゃえばいいんだ」と思ってしまうのもあるのでしょう。
今回のキーワードは「右肘は、縦に曲げる(折る)」です。
この右肘の折り始めが大切ですからね。
あなたも、親指を上にした状態で「右肘、縦折りマッチョマン」に変身しましょう\(^^)/
<追伸>
- 「トップオブスイングが決まらない」
- 「どうしても右肘が横に開いちゃう」
という人は、簡単修正法が載っているこちらでの勉強をおススメします^^
では、次の8回目はスイングパワーを生み出す捻転についてレッスンします。